短期的速度と、長期的速度は違うんじゃないか、
という経験則。
今僕は、駄文なら1200字/10分〜1500字(変換後、以下同)
程度で打っている。
ブログ程度の論説文は900ぐらいか。
で、大体ブログは2000字ぐらい書くので、
20分あればかける事になる。
この辺までは、10分速は合ってる。
じゃあ、900ペースで、
一時間あれば5400字書けるか?
と言う話。
うーん、どう考えても一時間では4000字ぐらいの感じがする。
下手したら3000字かな。
二時間あれば1万800字書けるか?
二時間で6000字くらいじゃないかな。5000や4000もありそう。
つまり、
等速運動じゃない感じがするんだよね。
どんどんペースが下がっていくのが、
文章を書くという行為ではないか?
と思うわけだ。
簡単に考えると、
要素の組み合わせが増えていくから、
その組み合わせを頭の中で考える時間が、
二乗のオーダーで増えていくので、
執筆速度は二乗関数で減っていく、という仮説モデルができる。
二乗かどうかは置いといて、
なんとなく実感に近い感覚がする。
で、ある程度速度が落ちると書けなくなって、
「今日はおしまい」として、
寝て次の日に頭が整理されるのを待つという。
つまり、線形近似は意味がないんじゃないかということを、
言おうとしている。
工学の生産管理は線形近似で考える。
生産量/時間の単位で見積れる。大量生産品ならば。
文章は工業製品ではないということかね。
長時間タイピングの目的は、
音声入力などによって、
コピータイピングの需要は減っていくだろう。
だから、創作文の割合が増えていくと思う。
その創作文だって、
メール程度なら数千字程度だろう。
あんまり配列の効率が生きない程度かもだ。
論文や本の執筆、小説や脚本などの、
「ほんとに長い文章」の為に配列はどれくらい役に立つんだろう、
と考える。
一方タイピングの指標は、
相変わらず打/秒、打/分だ。
それを60×10倍、10倍しても、
正確な10分速にならないと思えるし、
さらに6倍して時速になるとは思えないんだよね。
もう少し現実に即したタイピングの測定方法がないのか、
考えるが特に思いつかない。
時速だと内容に影響を受けすぎる。
30分速ぐらいなのか。
タイプウェルのグラフみたいなのが一時間単位で出るようなのがあれば、
この感覚を計測できるかもなあ。
私も気になったので、海外産のものを含め、計測用ソフトを漁ってみました。
ですが、どれもWPMを測るものばかりで長期的なものは見つかりませんでした。
だれか研究している人はいないかなと思ったのですが、そちらも見当たらず。
需要ないのかなぁ。
しかし、WindowsであればAutohotkeyを使えば、簡単にキー入力に割り込みできます。
1分間の平均速度を計測しつつ、
1分、5分、15分、30分、1時間、
のように、同時に複数の時間でもログを取るようにすれば、速度変化の可視化が可能かもしれません。
スクリプトを自作しなければいけませんが、タイプ数をカウントするだけなら、サンプルが簡単に見つかりました。
日本語の文字数を数えるわけではないので、その分の補正は計算に頼るしかなさそうですが、一応試してみようと思います。
なるほどAHKか。一応組めるくらいまでは勉強したけど、
一からコーディングするのは僕は無理です…
同時打鍵と単打を分けてカナ文字数を正確に出す
BSのカウント
カーソルやエンターのカウント
何もしなかった時間(考えていたとき)
なんてのがあると更に良さそう…
僕は今のところ、作業の切れ目のいいところ
(30分とか1時間とかの単位)で手動でファイルに時刻をメモして、
あとでドラッグして文字数カウントしてます。
経験上、最初の30分は遅くて、
だんだん乗ってきて、
詰まらなかったりして集中力が落ちると速度低下することが分かっています。
作業が2時間以上だと途中でコーヒーいれたりするしスマホも見るし、
正確な計測はなかなか難しいのもあるでしょうね。
なので何もしない時間のカウントは役にたつかも。