2018年10月14日

【薙刀式】最強のアルペジオはJI説

僕と薙刀式はそう考えている。
他の人、配列では違うかも知れないし、同じかも知れない。

たとえば新下駄ではIJの方がJIより圧倒的に多い(ょう、こう、どう)ので、
右中指→人差し指の、外→内のアルペジオを最強と考えていることが伺える。
他にも、KJ、LJあたりを重視している。
中指→人差し指、薬指→人差し指と、
外→内を強くて速いと考えていることが伺われる。

飛鳥では(詳しく覚えていないが)、
中段外→内のアルペジオが多かった。


一方薙刀式のアルペジオでは、
人差し指→中指、セオリーと逆の内→外だ。
僕の意識の中では人差し指こそ第一の指で、
中指は第二の指なので、
第一の指→第二の指のアルペジオの方がやりやすい。

しかも人差し指は短く、中指は長いので上段の方が置きやすいから、
JIの一段上がりを最重視する。

中段同士のJKは全然遅い。中指を中段に無理やり曲げている窮屈さがある。

だから次善のアルペジオはMK。
下段→中段の一段上がり、人差し指→中指だ。

この最強(と僕が考えている)アルペジオの1、2に、
ことばの根本の裏表、存在と非存在の、「ある」「ない」を当てているのが薙刀式だ。
(仮名が「あるない配列」だった事もある。
かっこ悪いのでやめたけど、名が体を表すならこれが第一原理かも)

一般的に良いとされるアルペジオJKは、
僕には微妙で、だから薙刀式では「あい」となっている。
大して使わないが、大事な言葉が当ててある。


この指の動きの優先度、アルペジオの言葉の選び方で、
配列や使い手の個性がでる。
逆にここが合わない人は、
その配列は合わないかも知れない。
(慣れる事もあるかも知れない。
新下駄には慣れてきたけど、
僕の生理的に気持ちいいはずのJIの出番が少ないのが、
なんだかモヤモヤはする)

一般的には、
外→内のアルペジオ、
同じ段のアルペジオがいいとされているようだ。
でもそれは原則に過ぎず、
僕は、
第一の指→第二の指で一段上がりのJIが、
最強だと考えている。

こういう指の生理の人が作った配列が薙刀式で、
合わない人は合わないだろうし、
合う人は気持ちいいかもだ。

(ちなみに左手のアルペジオは、
右手のJIほど、FEはいいと考えていない。
キーが左に傾いているからで、
左右対称キーボードなら対称になるかも知れない)


こういうことばの感覚と配字と運指が、
配列の持つ重要な感覚で、
それは触ってみるまで予想がつかないと思う。

生理的な部分で、しかも合理を考える、
触覚の導線設計が配列作りではないかと考えている。
だから難しいし、合わない人は全然合わない理由はそこなのだろうと。
posted by おおおかとしひこ at 17:48| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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