トリガーポイントを押すことで筋膜をリリースし、
凝りを取る。
原理のところはよく分からないが、
新しく発見されたツボみたいなもんだと考えればよい。
これでわりと腱鞘炎が楽になったので、
紹介しておく。
タイピングで痛めるところはたくさんある。
僕は特に左薬指が弱く、
左前腕部のタイピングをするときの下側、
特に長掌筋が凝り、痛み、ストレッチをしてもなかなか痛みが取れない。
ここを治療する方法は少なく、
とりあえず鍛えて太くすることをやりはじめた。
しかし、
筋膜というのはどうやら繋がっているらしく、
ここが凝っていると、
上腕、肩甲骨、肩、首、頭皮、視神経などにも凝りの影響がある。
部分だけストレッチしても効果がなく、
タイピングを3日程度休むと復活することは分かっていた。
(完治には一週間くらい休むといいんだろうと予想するけど、
なかなかそれは難しい)
で、本題。
てのひらの中央からやや下、
母指丘と小指丘の間の部分を中心に、
ゴルフボール一個ぐらいのエリアを、
もう一方の親指で強くグリグリやると、
ものすごいきく。
親指だと疲れるので、要領がわかったらボールペンの尻がちょうどいい。
これで首や頭皮の凝りまで取れる。
前腕部の腱鞘炎も血が通り、
ストレッチが効くようになるみたいだ。
具体的には、
「長掌筋 筋膜リリース」あたりで検索すれば動画でも出てくるだろう。
「ゴルフ肘 テニス肘 野球肘 筋膜リリース」
あたりでも症状別にあると思われる。
筋膜リリース、怪しい方法かと思っていたが、
効くんだからしょうがない。
この刺激する部分は、
指の腱が一点に集まり、前腕につながる部分だが、
なんらかのツボみたいになってるんだろうが、
中医のツボにはないようだ。(労宮より下の部位)
運動生理学が見つけた21世紀のツボが、
21世紀のタイピング病に効果的とはね。
一度もやったことないなら劇的に効く。
何回もやるうちにあんまり効かなくなってくる。
今度は別のところが凝ってくる。
イタチごっこをしてるうちに、
鍛えてしまおうとしている。
2018年10月21日
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