劇的にタイピング腱鞘炎を治す方法を発見した。
丸い棒一本あれば、「鍛えて治す」が可能!
いますぐハンズで丸い棒買ってこい!
丸い棒 直径3センチ(この太さ、Rが絶妙)
長さ30センチ
サクラ製のものを購入。400円。
エクササイズ ぎゅっと握るだけ。
タイピング腱鞘炎はつらい。
ずっと深部が痛み、安静状態にしてもなかなか治らない。(二週間から数か月と言われる)
医者の処方は痛み止め(それがなくなれば痛みが戻るだけで、治療ではない)と、
安静(自力回復に任せる)しかなく、
せいぜいストレッチをして腱を柔軟にするか、
リストバンドで負荷軽減する、
程度しか補助的方法がなかった。
しかし仮に腱鞘炎が安静で治っても、
タイピング負荷が減らない限り再発は免れない。
キーボードをよいものにしたり、パームレストを使ったり、
配列を変更して合理的な指使いを学んだりしても、
そもそものタイピング量が多いと、
負荷は消化しない一方だ。
そしてここを読んでいる人は、
タイピングそのものを減らすことを考えていないだろう。
このタイピング量で、腱鞘炎をなんとかしたいと考えているだろう。
普及している対策は、いわば受動的な方法だ。負荷低減が目的だ。
今回紹介するこの方法は、
「負荷が減らせないなら鍛えてしまえ」
という積極的、能動的方法である。
ジャンルでいうと運動療法なのか。
肩の脱臼癖に悩んだ千代の富士が筋トレして肩の筋肉をばりばりつけてしまった、
という強引な方法でもある。
負荷は変わらない。じゃあ、自分を強くすればいい。
やり方
棒を持って、握力の限界まで握る。
たったそれだけ。
直径3センチがみそで、
指が巻き付いたときに掌につかない程度の太い棒がいい。
太すぎると握りにくい。
一回限界までぎゅーっと握ってもよいし、
何回もぎゅっぎゅっと握ってもよい。
腱鞘炎で治りにくいのは、
ゴルフ肘やテニス肘の部分の、
肘についている前腕部の腱だ。
これは指を曲げる運動と連動している。
棒をぎゅっと握ると、
その腱が緊張しているのが分かるはずだ。
痛い時は、ギリギリ痛くない強さの握力に調整するといい。
しばらくぎゅっぎゅっと何回も握ると、
痛みの成分が抜けていくことが分かるかと思う。
だいたいどこか(指の腹、掌の中、前腕の内か外、上腕の裏や肩など)
が気持ちよくなる。
ついでに何回もやると筋トレになるので、
要するに握力(指と前腕部の筋肉)をこれで鍛えるといい。
ただ握るだけではなく、
・雑巾絞りのようにひねる動き(ストレッチにもよい)
・一本指だけで握って(棒の端を握ると効果的)、特に疲労している部分に効かせる
・棒を両手で持って、前後に腕をのばしたり、上下に腕をのばしたりする
・棒の端で掌の筋膜リリースをする
なども有効だ。
どこが疲労しているかによって効きは変わってくるので、
自分の体や調子によって使い分ける。
ある程度疲れが抜けた後にキーボードに触ると、
劇的に腱鞘炎が楽になっていることに気づくだろう。
ストレッチなどは受動的な方法でしかない。
積極的に筋肉を動かして、凝りをほぐそう。
今すぐ棒を買え!
ダメ元の400円、駄目だったら麺棒にでもしろ!
これはもともと電車に乗っているときに、
つり革を無意識に強く握って、
指の筋肉をほぐしている自分に気づいたからだ。
あと、電車の銀色のバー(扉の横や席についてるやつ)を、
強く握ったり、握った状態で腕をひねると、
腱鞘炎の部分に効くことが分かっていたので、
これを電車じゃなくても出来るものはなんだろうと、
ハンズをうろうろして棒に出会った。
棒じゃなくてもいいかもしれない。
つり革のリング状の何かでもいいかもしれない。
とにかく握ったりひねったりすることで、
腱を伸ばし、鍛えられそうな形をしているものならなんでもいい。
とりあえず電車のつり革を色々な手の形で握ってみると、
指の筋肉や掌の深部の筋肉の疲れに効くことが自覚できると思う。
とりあえず大岡式棒(仮)と名付けます。
終わったらストレッチの併用で、リラックスさせてください。
2018年10月26日
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