リアルなリアクションをすれば良い。
主人公である必要はない。
「その場にいる誰か」で構わない。
殺人事件があれば「ひどい」、
暑い夏なら「あつい」、
飯屋に行けば「どれも美味そうで迷うー」、
風呂に入れば「極楽極楽」。
なんでもいい。
それが普通にあったとき、
ごく普通のリアクションがあれば、
私たちはそれが普通なのだということを理解して、
リアリティの続きだと確信できる。
仮にあなたがコーシーシュワルツの方程式を日常的に使っていても、
その方程式が出てきたら、
「なんだそれ?難しそう」
というリアクションが出てくるべきである。
つまり、
あなたはあなたの思い込みで、
普通のリアクションを抹殺している可能性がある。
あなたが出来ること、
あなたが思うことは、
特別なことで、
他の人が思うこととは限らない。
あなたの思い込みで進行すると、
「普通のリアリティ」から、
ストーリーがどんどん切り離されていくことに注意されたい。
それに気づくのは、
第二のリライトの途中だろうね。
なかなかそこまで気づくことは難しい。
で、
困ったときは、
主人公以外の誰かに、普通のリアクションをさせれば良いのである。
驚き役のジェロニモは、
いつでも必要なのだ。
2018年11月04日
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