RTC2018を直接見てわりと強く思ったことは、
タイピングの速い人には、有意に特徴があるということ。
「指が長いこと」だ。
女性で背の低いのんさん、ごつい指のたにごんさんを除いて、
他の人はみんなきれいな長い指をしていた。
二連覇のmiriさんは、
動画ではすらりとした普通の女性に見えていたけど、
実物を見ると背の高いモデルなみの身長にびっくりした。
手足の長い、別の生き物のように見えた。
当然指も比例して長い。
僕の指より全然長くてうらやましかった。
僕の指は、なんどか動画にあげているが、
ずんくりむっくりの短い指だ。
いっぽう新下駄のkouyさんなんかはとても長い指だったりする。
そしてネットに転がっているタイピング動画の速い人は、
たいてい綺麗で長い指をしている。
タイピングにおける恵体というのは、
「長い指」じゃないか、と僕は思ってしまう。
たにごんさんはずんぐりの指だが、ガタイがでかいぶん、
僕より指が全然長かった。
きっと指が長い人は、最上段とかもすぐに届くんじゃないだろうか。
僕はTYすら苦痛だというのに。
靴にあれだけサイズ違いがあるというのに、
フルキーボードと言われるキーピッチが、
つねに19ミリというのはどうしたことだろうか。
(外人の大きさに合わせているということはよく聞くね)
僕が会場で感動したのは、
μトロンキーボードの実機が展示してあったことで、
その18ミリキーピッチ静電容量接点が味わえるとは思わなかった。
僕の短い指にわりとしっくりきて、
もし自作キーボードをつくるなら18でやってみたいと思ったなあ。
それより小さいやつもやってみたい。
国内でまともにそういう小さいキーボードを研究しているのは、
ニッセのエスリルキーボードだけだろうか。
日本人の平均的な手の大きさに、
19は合っていないとトロンプロジェクトで結論付けられていた筈なんだがねえ……。
日本人のブラインドタッチ律の低さには、
入力方式の不合理さもあるけど、
キーピッチが合っていない人の多さも関係あるんじゃないかなあ、
と思ってしまう。
だから現在タイパーの人、
つまり現状に適応できた人は、
指の長い人が多いんじゃないだろうか。
そうじゃなくても、指が長い人に有利、はあるような気がする。
もうすこしタイピングのことが研究されて、
18や17のキーピッチも一般的に手に入るようになったら、
指が長くないタイパーも生まれるかもしれない。
ということで、
僕の推しタイパーはのんさんです。
指が短い人のヒーロー(ヒロイン?)に、なってください。
不思議なのは、彼女も手首をつけていて、
どうやって指を届かせるのかまで速すぎて見れなかった。
あとで動画チェックしてみよ。
(追記: 動画を見たところ、右手はほとんど浮かしっぱなしでした。
同様に女性で手の小さい珠さんは、両手とも浮かしていた)
2018年11月19日
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