iTextはとても古い時代のエディタだが、
古い分よけいな機能がないので、最速に近い挙動をしてくれる。
つまり、指とデジタル文字の距離が近い。
(その数ミリ秒のことが重要)
最近のiTextの設定がだいぶ安定してきたのでさらす。
薙刀式動画で文字が出ているのは、
いつもの環境をそのまま録画していることが多い。
その環境。
【書式】
ルーラの表示 オン(行間4がちょいちょいずれるので常に表示)
情報エリアの表示 オフ
制御コードの表示 オン
行の折り返し表示 オン
ガイドラインの表示 オフ
用紙イメージの表示 オフ
縦書き表示 オン
書式ツール オン
文書フォーマット
左揃え、ぶら下がり
フォント 游明朝(日本語)
サイズ 9ポイント
(これはデフォルトのフォントを設定するようだ。
これ以外にも、【フォント】で游明朝日本語、
【サイズ】で9ポイントに別設定すると、
そのフォントでつねに書けるようである)
ページレイアウト
マージン 上 17 下 606・8
左 19・1 右 19・1
段組 1 間隔 0
桁数 48 行数 30
(この数字をいじるとマージンが動いたりして、
微妙に色々ずれるので、見ながら都度、
合わせていくのがよいみたい)
これで、サーフェスで横置きした時でも、
上下一杯くらいに文字が出る。
横は画面半分くらいにして、他を出せるようにしている。
ワードでこんだけ大きくでることはないので、
見やすくておすすめです。
行間を4以上にすると、
色々見やすくなると思われます。
設定のコツは、まずフォントを選び、
モニタに合わせてサイズを選び、
次にウィンドウの縦横の大きさを決めて、
一行あたりの文字数を決めること。
このまま印刷するのではなく、あくまで作業用として割り切る。
もうワードみたいなくそ遅いエディタには戻れない。
横書きとか超遅くてイライラする。
もっとすらすら書きたい。
(もっとも、僕のベースはサーフェス3なので、
そんなに速いスペックではないことが関係しているかもしれない)
ノートやタブレットでスラスラ書きたい人は、
iTextおススメです。Mac版もあります。
アンドゥリストが一個しかないのが、
人によってはつらいかも。
でも僕は慣れた。書き直せばいいや、と思っている。
あと、ズーム機能がないのが、僕はいいと考えている。
整形や印刷はあとでワードなどに流し込んでやったほうが楽。
(「形式を選択してペースト」コマンドで、
テキスト形式でペーストすると、
ワード上のデフォルトフォントや大きさでペースト)
じっさいこのブログも、
iText上で書いて、
ネットにつないで、
ブラウザのエディタにコピーしている。
ブラウザのエディタは遅くて超ムカつくので。
(スマホで書くときはそんなに遅さは感じない。
つまりフリックはたいして速くないんだろう)
デスクトップでなく、
ノートやタブレットで書く人は、
そんなに速い打鍵を想定されていないのかもしれない。
でも俺は、モバイルで、高速にばりばり書きたいのだ。
ときどきカフェで、
ノートのワードですごい小さい文字を見ている人を見かける。
それは目に良くないよね。
ズームすれば全体が見えないから、
全体が見える文字の大きさで適宜改行している作業用のファイルと、
出力用の清書ファイルの二つを持てばいいのに、
と僕はつねに思う。
小説一本だってたかが10万字なので、
PCで扱うデータ量としてはカスみたいなものなので、
清書ファイルから作業用ファイルにまた全コピーして、
また清書ファイルにコピーしたって、
数秒もかからないわけだし。
iText、枯れた技術のほうが、
余計なものがなくてよい例です。
TATEditor、メモ帳、サクラエディタ、秀丸、メリー、oeditより、
全然速いです。
2018年11月23日
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