2018年11月27日

どっちが説得力があるかではない

ディベートを極めると、
説得力があるほうが勝ってしまう。
真実を言っているほうではなくだ。


最近は、これに世界が支配されているような気がする。
その場の説明がうまければ、
あとあと色々あっても、「あの時納得したのだから」
と認知的不協和を納得してしまうのだろう。

僕はこれは世界の悪の一つであると考えている。

ということは、
こういうことを悪にして、
不器用だけど真実を言っているほうを、
勝たせる物語を考えればいいということだ。


容認できない価値観に触れたとき、
どうしたらそれを打ち破れるかは、
物語の中では可能だ。

説得力なんて机上の空論だ。
やって見せるしか証明の方法はなく、
映像での決着は、
実際に見せることで成立する。

「ただちに影響はない」は、今後10万年にわたって影響がある、
世紀の詭弁だと思う。

物語の世界では、10万年後に時間を飛ばせるから、
そこで決着を描くことすら可能だね。
posted by おおおかとしひこ at 12:48| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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