2018年12月06日

〇〇はどう思うか?

プロットを組むとき、これもヒントになる。


主人公だけについつい注目して主軸を考えてしまうのだが、
「この時〇〇はどう思うか?」を考えるとよい。
そうするとただ棒立ちになっていることはおかしいとわかるだろう。
物語は主人公から見たそのストーリーだが、
世界は平行に進んでいる。
決して一方向から見たものではない。
その視点を、作者が見られているかどうかだ。

敵はこのことをどう思っているか。
ライバルはこのことをどう思っているか。
味方はこのことをどう思っているか。
(一枚岩の味方とは限らない。
家族ですら、考えていることはバラバラではないか)

あるいは、これを知った世間はどう反応するか。
あるいは、これを知った観客はどう反応するか。


いろいろな人の、色々な立場の、リアクションがあるというものだ。
そして、何かを思えば、
行動を始めるのが物語というものである。
(観客は見てるだけだけど)


そのことによって、予想していなかった化学反応が起こる。
それがコンフリクトとなり、
つぎの焦点を連れてくることだろう。

次に何をしてよいか分らなくなったら、
「〇〇はこれをどう思っている? 考えている?」
と、複数の視点で現状を見渡すことが大事だ。

この現状を知らなかったキャラクターに伝える場面を想像してもよいし、
当事者から直接言われなくて、
噂で知ってしまう場面でもよい
(そしてそれは大抵いくばくかの誤解を含むようになる)。
〇〇はどう思うだろうか。何を言い、どういう行動に出るだろうか。
それが次のプロットに変わっていくだろう。


主人公は、××をやった。
主人公はこのことをこのように自覚している。
しかし〇〇はそうは思わなかったのだ。
△△のように評価し、このことが□□をさせる原因となる。

文章に書けばこういうことだけど、
実際にプロットに書かれるのは、
主人公は××をやる。
そのことで〇〇は□□という行動に出る。
という二行になるだろうね。
(もちろんその時の気持ちを詳細に書くこともあるだろうが)
posted by おおおかとしひこ at 07:31| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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