2018年12月20日

【薙刀式】各配列の使用範囲

気になったので、図にしてみた。理解にどうぞ。
各配列の使用範囲.jpg



JISかなはやっぱり広い。これを打てる人はすげえや。
俺は絶望する。ていうか手をつけないだろう。だからこっちに来たのだし。

新下駄の3段半はややフェアではない。
最上段はほとんど使わないからだ。
とはいえ使わないわけではないので、一応三段半とした。

親指シフトは「3段」を謳うが、「@」を含んではいる。
飛鳥、蜂蜜小梅、月はさらに「:」も使う。
TRONや新JISは表が煩雑になるので省略した。

新下駄、月は親指キーを使わないことを図で示すことが困難だった。
親指キーを使わない配列は、
逆に親指に色々任せられる利点もある。
USキーボードでは難しいので、JISに限られるけど。



我らが薙刀式は、これらのカナ配列の中では最小範囲だ。
TYは左右カーソルなので実質28キーとSPで打つ。

Qwertyローマ字はQXを使わないぶん一見薙刀式より狭いけど、
よく考えると「ー」も使えばBSもEnterも使うので、
結局広くなっていると思う。
薙刀式は、BS、Enter、カーソルは30キーの中に入るようにしているので、
その分手を動かす必要がない。

BSは僕はいまだにブラインドタッチ出来ないので、
そんなに広いのは僕は嫌いだなあ。小指でBSも嫌だし。


ローマ字になると打鍵範囲の圧縮が可能で、
カタナ式になるとさらに60%程度になる。
究極はつばめ配列の「中段のみ」だろう。

なるべく狭い範囲で打てるのがいいと思う。
しかし打鍵数やシフト機構とのトレードオフがある。
同時打鍵ならばロールオーバーが効かない部分が出てくる。
(実用上はそんなに問題ないけど、たまにミスするときがある)


こういうのを見ていると、
カタナ式と同じ範囲で親指2シフトの「槍式」を開発したくなってくる。
左手の薬指小指、右手の小指は、できるなら切り落としたい。
それくらい僕にとっては辛い指だ。


小指外が平気な人もいれば、
4段や5段が平気な人もいるだろう。
あるいは親指キーを6個くらいつかってもいいかも知れない。

自作キーボードで、さらに狭い範囲や広い範囲を模索する人も、
これからはいるかも知れない。
(薙刀式は30キー+SPで事足りるので、
miniAxeと相性がいいと思うんだよなあ)
Plairieみたいに、横に押す親指キーなんてのも出てきたし。

僕は鉛筆みたいに、誰でも、気軽に、便利に、
かつプロ仕様の本格的にも、
日本語が書けるようになるといいと思う。
posted by おおおかとしひこ at 17:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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