で、僕は結局、
非言語の部分にエネルギーを使いたい。
だからペンを持っているときは、
極端にいうと右人差し指しか使ってない。
対して、キーボードは、10指に意識を割かないといけない。
これが実に面倒だ。
ペンに対してキーボードが負けている点は、
この「割かなければならない意識」の差だ。
だから僕が本当に考えるときは、
キーボードでなくペンを使う。
無意識になればどちらも同じになるかと当初は考えていた。
しかし最近そうではないと思うようになった。
ペンはペン先の一点のみ。キーボードは28点(薙刀式の場合)。
1:28ではないけれど、意識を一点か一点じゃないか、
という差は原理的に縮まらないだろう。
あるいは、カタナ式は14点だったが、
これをたとえば3点まで圧縮することは出来ないだろう。
他に高速に思考に随伴する筆記具があれば、
それを使うことになるが、
音声入力が代替するとは思えない。
ということで、
A: ペンで深く思考し、手書きのものを文字打ちする
B: 浅い考えで事足りるものは、最初からキーボードかフリックで
という使い分けは、僕の中で合理的だ。
脳内発声があり、音声で考えるタイプの人は、
また僕と全然メソッドが違うだろう。
音声入力+親指シフトは、その合理のような気がする。
2018年12月23日
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