2019年01月12日

日本が失伝しかかっている

時代が変わったせいにして、
以前の良いものも駆逐している感じがする。

少なくとも、文化の最先端であるべき映画やドラマは、
よかった時代より全然面白くない。

悪いものが駆逐されるのは良いことだが、
それによって良いものごと押し流され、
二度とその良いものを作れない。

それを失伝という。


今、映像制作の現場は、長年の不況により、
かつてのやり方を失伝しつつある。
何も知らない素人が仕切り、
最悪のものを再生産し続ける負のループが回っている。
僕は僕の身の回りの人に、
先輩から受け継いだものを伝えたい。

今の時代なんて関係ない。
今は今でしかなく、永遠ではない。

開拓者より、中興の祖のほうが難しいのかも知れないね。
組織や人はすぐ腐るからね。
posted by おおおかとしひこ at 12:46| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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