2019年01月19日

悪貨は良貨を駆逐する

売れることと、評価されることは、どちらが大事だろう。

ドラマ「風魔の小次郎」は、評価されているが売れていない。
AKB商法は、売れているが評価されていない。

商売人がやることは、どちらがいいのだろう。
商売だから利潤追求は是だが、
社会的に評価のないただの金儲けは是なのだろうか?
歴史的にユダヤ人が嫌われたのは、
評価されない(汗を流さない)金利商売をしたからだ。

評価されるものをプッシュして、
そして売れることがもちろん理想だ。

今、フロントには、
売れることしか考えていない悪貨ばかりが並んでいて、
良貨がなくなってしまったように見える。
そして、良貨を知らない人が悪貨だけをみて、
「これはこれよりまし」というような事を言っているように見える。

こまった。


あなたは売れたいか?
それとも評価されたいか?
どちらかを選ばなければならないとしたらどちらか?

作品を買ってきて棚に並べる人(プロデューサー)と、
作品を作る人(監督)が、別の仕組みになりすぎたことが原因かもしれない。
同一人物による自主制作なる同人は、盛況にみえる。
システムがおかしなことになっている。
posted by おおおかとしひこ at 14:50| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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