2019年01月29日

【薙刀式】重心は中下段

薙刀式は中下段に重心がある。
それは僕の指が短いからだろうなんて思っていたが、
飛鳥配列と同じ理由であることに気づいた。


すなわち、
「親指キーとの同時押しのため、
親指キーと近くのキーを重視する」ということ。

薙刀式のセンターシフトは、
広義の親指シフト種である。
(同時押しではなく先押しの、いわゆるシフトだけど)

人差し指伸ばし上段や、
小指上段を捨て気味にして、
人差し指上段も嫌うのは、
そうした理由もある。
(僕が指が短いという理由もある)


なので、
薙刀式は上段にあまり重心を置いていない。
中下段の方が重い。

ただこれは右手に顕著なだけで、
左手はWERにも重心がある。
これは、キーが左に傾いているからだと考えられる。
左手下段が僕はずっと苦手で、
それは手首を回転したままさらに下段を打つのが、
窮屈だからだと思う。

その分上段は打ちやすくて、
これが左右の手で重心が微妙に異なる原因になっている。

ざっくりいうと、
左手は上中段に重心があり、
右手は中下段に重心があるような状態。

この非対称性はキーが左に傾いている、
非対称性が原因。

なので、
格子配列などの左右対称の物理を持つ自作キーボード系で、
薙刀式は大きく考え方を変えるかもしれない。

(17ピッチのキーボードなら数字段も楽に打てたので、
17ピッチ用の4段配列とかつくると、
面白いかもしれないなあ。
4段配列はほぼ単打に出来るから魅力はあるんだよなあ…)


ということで、
スペースキーひとつしか使わないが、
そのシフト率は24%程度なので、
いつ使ってもいいように、
重心は中下段がメインということになるだろう。

新下駄なんかは、使ってみた感触でいうと、
「中段中指薬指にアルペジオになりやすいキーに、
重心が集まっている」ような印象を受けた。

その配列のシフト方式と重心は、
無意識の関係があるかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 01:18| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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