2019年01月30日

【薙刀式】Bと[,]どっちが打ちにくいだろう

今回の改訂は、中指下段を楽にする、
というテーマがある。


左の中指下段単打にいた「は」が、
Wへ移動した。
代わりに入ったのは、
低頻度だがまあまあ使う「け」。

右の中指下段の裏にいた、
単独ではほとんど使わないが拗音ではよく使う「ゆ」が、
O裏へ移動した。

代わりに何を入れるべきか悩んでいる。


悩んだ末、候補としてあるのが「ぬ」と「む」。
カナの中では「ヴ」や小書きを除けば、
ワースト2だろう。

「ぬ」は、設計当初からB裏にいて、
一度も動いていない。
最もマイナーなカナを最もマイナーな位置に置く、
という分かりやすい置き方だと思っていた。

で、
シフトBと、シフト[,]、どっちが打ちにくいだろう?
という疑問になってしまう。

どっちもどっちかもなあ、
なんて考え始めている。

かつてはBのほうが打ちにくいと感じていたが、
最近は[,]のほうが打ちにくいんじゃないか、
と考えるようになった。

中指下段は、どうしても突き指気味になってしまう。
なるべくなら避けたいキーかもしれない。
一方人差し指伸ばし下段は、
右に比べ左が圧倒的にやりづらい。

やりづらかろうが、人差し指だからがんばれ、
という感じになってきた。


ということで、
B裏に「む」(0.3%)、
[,]裏に「ぬ」(0.01%)、
ということにしてみている。

「む」のほうが、
無理、難しい、無駄、昔、任務、済む、など、
他と多く連接する。
それらとの兼ね合いで、
B裏の方がまだまし、という考え方かなあ。



ということで、現在試行中のバージョン。


【単打】
ヴはてし← →削るすへ
ろきとかっ くあいうー
ほひけこそ たなんられ

【センターシフト(連続可能)】
 みりめ⇦ ⇨さよゆえ
せねにまち わのもつや
  を、む お○ぬふ
(削はBS。⇦⇨はシフトカーソル。○は「。+確定」。
シフトの空白部は単打が出る)


Qを左小指で打てるようになったものの、
「へ」程度でも疲れることがわかったので、
もとの「ヴ」に戻した。
Pは右小指で打ったり薬指で打ったりに安定してきた。
(特定の言葉と指が結びついているようだ)

Pの「え」「へ」は、頻度でいうと「え」が単打に出るべきなのだが、
前、えつ、えよう、
などの連続シフト使用を考えてシフトに残した。

(同様のことはA位置の「ろ」「せ」でも起こっている。
シフトのほうが頻度が高いが、連接の連続シフトを考えて、
シフト側にいる)


「ゆ」を移動したおかけで、
「しん」「きん」「てん」「ひん」などが、
ロールオーバーできるようになり、
熟語が高速で打てるようになって快適になった。

薙刀式の設計以来安定だったカナも、
今回は動かす方針なので、
大改修が行われつつある。
posted by おおおかとしひこ at 11:04| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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