ちょっと探したが、見つからぬ。
左右交互打鍵のことを考えると、
どうしても気になる。
薙刀式は片手アルペジオ連接が速いと考えている。
左右交互打鍵は次善の選択肢と考える。
何を片手アルペジオにして、
何を左右交互に落とすかは、
言葉の頻度や、何を重要と考えるかで変わる。
先日、EXという段超えの運指について考えていた。
E:て、X:ひなので、
「てひ」の運指を考えていることになる。
この連接はほとんど出てこないから、
てひの位置は妥当に思える。
(いま気づいたのだが、
英語にはexの接頭辞がちょいちょい出てくる。
qwertyだと打ちにくくいよね。
僕は英語を打つことはほとんどないから、
そこまで深刻ではないが)
今うんうん唸っても、
「手ひどい」「デビュー」くらいでしか、
直接連接することはない。
あ、「似て非なる」もあるか。
これくらいしか連接しないから、
悪運指になってもいいや、
というのは妥当のように思える。
で。
「定評」という言葉を打った時に気づいた。
「い」は右手で、「て」「ひ」が左手。
つまり典型的な左右交互打鍵のとき。
打鍵速度が遅かった昔では、
「てい」「いひ」と、二連接単位で考えていた。
しかし最近そこそこ速度が上がって来たので、
「ていひょう」と5文字で一気に打つことが多い。
で、
このとき左手だけで見ると、
悪運指のEXを打たされているわけだ。
こうした、
左右交互を挟んでの、
片方の手が悪運指になっているかどうか、
チェックしたい。
そのために、
1文字置きの頻度表、ないかなあ、
と冒頭に戻ってくるわけだ。
左右交互打鍵は、
同期が取れているものの、
左右の手を独立に打っていく感覚がある。
そこのアルペジオ(や悪運指)も、考慮に入れたい。
(カタナ式では一個置きの子音連接にとても気を使っていた)
3gramデータを変形させればいいのだろうが、
そんなスクリプトを書く力は僕にはない…
打鍵速度が上がってくると、
見えている世界が変わってくるのかもしれない。
ブラインドタッチが出来なかった二年前からは、
考えもつかないことを考えているなあ。
薙刀式は時々片手アルペジオで最速に走り、
合間合間で左右交互で縫うように、
というようなバランスが取れていると僕は思う。
更なる改良は、
たとえば10文字くらいを一息に打つような時の、
改良になる気がしている。
大岡さんが探しているのは、
こういうものですか?
http://thefile.webcrow.jp/wp-content/uploads/2019/02/a.b.txt
間違っていたら恥ずかしいんですけども。
月見草配列の作者の統計を使っています。
https://www50.atwiki.jp/keylay/pages/1.html
スクリプトが複雑になる場合は、
記録再生ソフトを使うといいですよ!
文章データとして大岡さんの2月に入ってから書かれたブログの文章をお借りしています。
方法とスクリプトはこちら↓ですが、Linuxコマンドで楽したのでWindowsではそのまま使えないと思います。
https://powerhouse63w.blogspot.com/2019/02/12-gram.html
トップ20の1文字飛ばし連接はこんな感じです。ブログには全データ載せておきました。
131, てる, 0.42%
121, な。, 0.38%
106, うう, 0.34%
104, しい, 0.33%
98, しう, 0.31%
94, のん, 0.30%
91, いい, 0.29%
89, なか, 0.28%
87, っい, 0.28%
87, うん, 0.28%
83, んう, 0.26%
83, かな, 0.26%
82, の、, 0.26%
82, とう, 0.26%
81, らい, 0.26%
79, んい, 0.25%
78, んん, 0.25%
77, じう, 0.24%
75, い。, 0.24%
71, たし, 0.23%
アイフォンからだと文字化けして見れないので、後日どこかで見ます。
探しているのは、「あ*○」の三連接のとき、
*はなんでもよくて、○にくる文字のランキングです。
これが全文字分あるといいなと。
そのような並び替えはプログラミングにおいて初歩的なことなのは理解していますが、
当方エクセルが使えない程度のPC弱者なので、
自分で書くための環境構築もデータ構造も正規表現も、
勉強する時間も意欲もないもので…
なのでどっかの誰かのお知恵を拝借したく。
ソースが偏りすぎてなんの参考にもなりませんが笑、
ご苦労様です。
linuxのことはなにひとつわかってませんが、プログラマがよく使うOSということくらいはわかっています。
kouyさんが新下駄を作るときに100万字の統計をされていて、
たしかソースが公開されていたかと思います。
ちなみに結果を見る限り、
左右に大体散ってて、片手だけなのはアルペジオ連接になってて、
してやったり感がありますねえ。
「てる」は「ている」が一番おおいのかしら。
ただ、自分の書く文章はフリック半分薙刀式半分なので、
「薙刀式で書きやすい文章」しか書いてない可能性が高く、
もっといろんなソースに当たりたいです。
(無言のお願い)
http://hosono.my.coocan.jp/ichimoji/sasameyuki_kekka.txt
吉川英治著「私本太平記(一) 」の場合
http://hosono.my.coocan.jp/ichimoji/taiheiki_kekka.txt
とりあえず、どこからも文句の出なさそうな青空文庫から2作品ほど。作品によって結構順位は変わるみたいです。
ちなみに細雪で1位の「ゆこ」はほぼ「ゆきこ」です。
読売新聞を見ると「昨日」「今日」が多いのが特徴で「きう」が上位に進出してきます。「ちゅう」「ちょう」から「ちう」が多いのもニュースの特徴かも。
どこからサンプルを取れば良いのか悩ましいところです。
こちらのブログで「てる」が多いのは「ている」が一番多く、次いで「てくる」、「片手アルペジオ」と続く。「てみる」「てなる」「てある」も存在。
むむむ、ソースによる偏りは想像していたものの、
そこまで異なるとは。
ている、てくる、てなる、てある、は分かるけど、
片手アルペジオは想像外…。
大規模3gramデータがあれば、
足し算してソートすればいけるはず。
たしかkouyさんの100万字統計にあったような…
変更前のものが表示されるみたいなので、一応こちらにも
http://thefile.webcrow.jp/wp-content/uploads/2019/02/a.c.txt
文字化け対策に一応もう2つ
http://thefile.webcrow.jp/wp-content/uploads/2019/02/a.d.txt
http://thefile.webcrow.jp/wp-content/uploads/2019/02/a.e.txt
2番目のやつがアイフォンから見れました。
一列目が3gram、二列目が1と3文字目で抽出したソート、
三列目がそのランキングと解釈してよいですよね。
驚いたことは、
薙刀式だと、ざっと上位100位くらいまで
左手同士が連接することがないようになっていることでした。
なるべく連接しにくい音を左手に置いたつもりですが、
なかなかの成果でびっくり。
今後の参考にしたいと思います。
左右交互打鍵を意識した(というよりは同手連続を廃した)、
たとえば月系列の配列設計者にとっても、
なかなか有用なデータではないでしょうか。