2019年03月10日

【薙刀式】配列をいじる行為は、何がいらないか知る行為

配列をいじり始めて二年以上経つ。
最近は論理配列ばかりでなく、
物理配列もいじり始めている。
まだ既製品を使うレベルだけど、
満足いかないとそこから自作の可能性がなくもない。

これをやってるとわかること。
僕は、「なにがいらないのか?」を選別しているのかもしれない。


だいぶ前に書いたけど、
僕にはファンクションキーはいらない。

たぶんこれまで触ったことがないし、
カタカナ変換、ひらがな変換は、
すでに編集キー(DF同時押し)+;と/に割り当てている。

AltもWinも使わないから、
miniAxeのキーマップでは適当な所に追いやった。

数字段も滅多に使わないので、
単打キーはもうない。
記号もそんなに使わないので、
レイヤーに追いやった。

Delは使ったことなかったからいらないと思ってたけど、
使ったら案外便利なので、
BSと対になるような位置に持ってきた
(現在編集キー+O)。

capsもTABもいらない。
ESCはタイプウェルのときしか使わない。
コントロールキーは使うけど、
ZXCV、AS以外で使ったことない。
(これも編集モードに入れてしまったので、
もうコントロールキーに触ることもない)

プリントスクリーンとかポーズとかインサートとか、
知らんキーなど使わない。

ページアップとダウンは、
存在を思い出した時だけ使う。

表計算する仕事ではないので、
そもそもテンキーもいらない。


で、miniAxeの36キーでいいや、
ってなった。

論理配列も同様だ。

ぁぃぅぇぉゎのキーいる?
小書きシフトをつくって大文字と同置にした方がいいと思う。
これだけはJISカナはスマートだ。
ただ、ゃゅょはそれだと頻度的に問題で、
だから薙刀式では拗音同時押しというアイデアになった。

半濁音はどうしよう?
親指シフトを使った時、
半濁音が合理的じゃないと感じた。
オリジナルは小指シフトの同置だったそう。
そっちのほうがいいと思う。

つまり、僕は、
ぁぃぅぇぉゎ、ぱぴぷぺぽは、
単独キーがいらない、
という立場だ。

ついでにゃゅょを拗音同時押しで実装したので、
小書き、半濁音は薙刀式の配列表から、
なくなったわけである。

人は、両手で持てるものしか持てない。
僕は不器用なので、
沢山のキーを持てない。
Qもほとんど捨てたし、
Pは小指じゃ打たない。
親指シフトにおける@位置の「。」は、
僕にはアクロバットにしか思えない。
(P小指よりましなのは認める)

断捨離がそういうものかどうかはよく知らないが、、
僕はとにかく捨てる。

僕にとっているものを残す行為は、
なにかを捨てて、残されたものだけでやっていける、
と覚悟が決まったときかもしれない。


たとえば配列で、
ゐゑ、ヶヵなんかもあるやつがあるけど、
僕は必要性を感じないので、捨てた。

ツァ行も要らないと思ってたけど、
ボスニアヘルツェゴビナをタイプウェルで打つ為だけに搭載した。

フュは、「バックトゥザフューチャー」
を打つためだけに入れてある。


なにがいる、なにがいらないを決めるのは、
結局なにをしたいかがわからないと、
判断のしようがない。


配列を作る行為は、
それが論理だろうと物理だろうと、
自分は何かを問う行為であるといえる。

だから、他人の作った配列よりも、
自分でつくったほうが自分に合うのかもね。


30%キーボードは、流石に僕には捨てすぎだと感じる。
親指なる便利な指は捨てなくて良いと。
このへんの感覚も、人次第なのだろう。
posted by おおおかとしひこ at 15:39| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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