薙刀式のv11です。決定版、と銘打ちました。
これ以上良くなる感じがしないと思いました。
改善するなら、薙刀式とは全く違う方法を取ったほうがいいと考えます。
(シフト方式、打鍵範囲、物理配列自作、漢直もふくめたIMEなどなど)
とりあえず配列図。
v10からの変更点。
本体(3ファイルセット)とマニュアル。
薙刀式v11完成版.txt
薙刀式v11英数.txt
薙刀式v11編集モード.txt
薙刀式v11完成版マニュアル.pdf
ヒートマップ。
「は」の移動に伴い、左薬指+1、左中指ー1です。
内側指使用率が80%から79%に落ちた。
変更部分とその意図。
1 「ゆ」を右薬指上段に移動。
「じゅ」など、濁音+ゆの根本的見直し。
これにより、「しん」が「しゅ」に化ける事故などがなくなった。
代わりに、「え」がP位置へ移動。
2 「は」が左薬指上段へ移動。
「では」「には」「とは」がアルペジオに。
「てき」がやや悪化したが、全体でよくなっている。
3 「。確定」復活。数文書いて変換するのは現実的でないと判断した。
4 編集モードを使いやすくリニューアル。濁音+ゆのキーバインドが整理されたので。
とりあえず完成宣言とします。
良い手が見つかったら、次の更新をするかもしれませんが……。
これで心おきなく薙刀式に専念できます。
マニュアルもプリントアウトしましょう。
ちょっと漢直という言葉が出てましたが、自分の日本語配列入力の歴史などを思い出してしまいました。花配列の富樫さんと出会ったときはわくわくしました。よく自主的に富樫さんと会って意見をかわしたものでした。あたしは富樫さんは天才だと思いました。僭越ながら、同じ感覚はじつは大岡さんにももってまして、それで薙刀式に惹かれているのではないかと思ってます。ありがとうございます。
漢直だと超絶技巧入力の増田忠士さんなどとも研究会などをやったことなどを思い出しました。
僕は天才かどうかはおいといて、
「たくさん書きたいけど、
デジタルの手書きに劣る点に、日々不満を感じている」
という立場なだけかもです。
今のところここまで来たけど、
やっぱり第一稿は僕は手書きで書いてるので。
アナログの方が「おいそれと直せない分、
定着に熟慮する」という特徴があって、
流れ出てしまうだけのデジタルより、
結局優秀なのでは、と思っていたり。
ほかの作家や編集者のみなさんの考えも知りたいんですが、
精々ポメラニアンくらいしか情報を発信してないですね…。
漢直はまだ腰が重いです。
DvorakJから漢字がIMEに送れるのは確認したので、
原理上漢直は出来るはず。
親指キーが複数あれば薙刀式と融合出来るかもなあ。
動画で見せた速度でのかな漢字変換と、
漢直で考えを表すのと、
どっちが脳にブレーキをかけないか、ですねえ。
薙刀式について質問があればまたどうぞ。
茶軸での親指シフトは、長文はしんどそうだなあ…
かな漢字変換と漢直を融合させるというのが主流のようですね。
また疑問点がありましたらお手数をおかけするかもしれません。今のところUSキーボードで編集モードにならない点です。確認してみます。
「モード」というネーミングが悪いのかもです。
文字入力モードがあって、編集モードに切り替えて…
ということではなく、
単純に「DF(など)を押しながら何かを押す」
シリーズを意味したつもりでした。
たとえば、「DFの二つを押す、Fを押す、離す、DF離す」
で↑が発行される仕組みです。
DFを押しながらちょっと経つとキーリピートになるので、
それより前にFを押すと良いです。
(キーリピートの間隔はOSから設定できます)
ちなみに最新の版では、処理高速化のため逆手のみの定義です。
あともしNiZをご使用でしたら、
NiZってたまに3キー同時が効かない組み合わせがあったような。
ほかのキーボードで行けるなら、ハードが原因の可能性あり。
あと、ようやく編集モードのしくみが理解できました。最初はレイアのようにモードが切り替わると思っていました。DFやCVを押しながらほかのキーを押せば単独で機能キーが働くというわけですね。マニュアルにちゃんとあるのに。お騒がせしました。これでバリバリと使おうと思います。ありがとうございます。
編集モードが動いたようで一安心。
言葉の使い方が難しいですね。
他の配列では文字部分以外にこういうのを公式で搭載してるのがそんなになくて、
なかなか説明が難しいです。
「。(未確定)」は、コピー打鍵のときはわりかし便利なのですが、
創作打鍵で複数文を一気に打つことはレアと、
割り切りましたです。
やはり、「隅から隅まで操っている感じ」が、
キーボードの利点だと思うので…