2019年03月21日

【薙刀式】物理配列の腱鞘炎への影響

格子配列かつ左右分割のminiAxeでバリバリやっているのだが
(控えめに言って最高)、
USBポートを使いながら作業するのに、
ひさびさに伝統物理配列のNiZを引っ張り出してきたら、
違和感が半端無い。

まず両手が近くて、狭くてつらい。
次に左に傾いてるのがつらい。
特に左手を反時計方向に回転させるのがつらい。


ああ、こんなにもつらい物理でやってたのか、
と手の無理な体勢に気づいたわけだ。

伝統的物理配列は、手が無理している。
格子配列かつ左右分割の物理キーボードを使えば、
明らかにわかる。

こりゃ左手が腱鞘炎になってしまうのもわかるわ。


薙刀式は伝統的物理配列で開発されたので、
両手が左に捻られた状態での打ちやすさが基準になっている。

たとえば左中指上段、薬指上段、人差し指上段にポイントが高く、
小指下段にもポイントが高い。

あるいは右手では、
上段より下段を重視している。

左右対称に両手を構えて、
よっこいしょと左に傾けると、
左手がやや前に出て、
右手がやや体側に来る。
これゆえに、左手は上段に重心を置き、
右手は下段に重心を置く理由だ。
(左右とも中段が5割程度に最も使う)

左に傾いていたときはそれがやりやすかったが、
左右対称の物理になると、
左右の手の重心が違うのが気になり始めて来る。

頻度はおいといても、
概ね左右対称になりたいなあなんて、
贅沢な気持ちが出て来る。
普通のキーボードでも使えないと意味ないので、
薙刀式はとりあえずこのままにしておくが。
(左右対称、分割の物理用に、
新しい配列をつくることも可能だろう。
TRONはそれこみのプロジェクトだったはず)


とりあえず、
現行の物理配列は、ほんとによくない。
腱鞘炎になる前に、
左右対称かつ分割を試すべきだと思うよ。
今のところ自作しか選択肢がないのが難しいところだけど。



配列を変えようなんて思う人は、
現在の物理配列が苦じゃないくらいに、
キーボードを使いこなしていた人が大半かもだ。

僕は最初から現行キーボードに疑問があり、
それでも論理配列を工夫したが、
それでも腱鞘炎になり、
治しながら論理配列をより楽にして、
ついには物理配列を変えることにした。

だから僕と配列コンシャスな人たちとは、
最初の立場からして異なるのだろう。

僕は、現行の物理配列論理配列ともに、
全く納得がいっていないし、
手が動かないし、
使いにくくてクソだと考えている。
俺の手が毎日痛いのは、こいつらのせいだ。


僕と同じように、
左にひねることを良しとしない人は、
じゃんじゃん格子配列や左右分割を使おう。
腱鞘炎も治るぞ。
キーの押下圧を軽くすることよりも、
ファクターとして大きいかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 02:12| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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