ergo42(最新バージョンのTowel)に挑戦。
目的はカタナ式キーボードをつくること。
ergo42は片手が7x8の左右分割で、
片手分がちょうどカタナ式によい。
(つまり、ergo42からカタナ式がふたつ作れる)
で、半田付けでどうしても分からないことがあって、
遊舎工房に行ってきたら解決。
ネットじゃ分からないことがある。
実店舗の強みよ。
同じ症状の方がいましたら、参考に。
症状:左手の一番左の縦列4つが反応しない。
ダイオードとスイッチの半田の導通は確認。
ということはProMicroの半田づけか、
というところまではネットでわかった。
しかし何度半田をやり直してもだめだ。
で、秋葉原まで行って、店長さんに助けてもらった。
音の出るテスターを使ってらした。
いちいちメーターを見なくていいから、
ProMicroがささる部分を、
一気にざーっとチェック。
回路図を見なくても、スイッチ側とProMicro側を導通チェックすることで、
どことどこを繋げているのか判断するやりかた。
なるほど、速い。
で、他の列がつながっているピンは同定できたのに、
問題の列がつながるピンがならない。
隣の列の反応から、
恐らく右から6番目のピンがそれだと特定できたが、
そこが導通しない。
おそらくだが、PCB内の断線であると。
むむむ。そんなこともあるのか。
(あとでわかったことだが、
半田吸い取り線で長いことPCBを熱すると、
中で導線が切れてしまうことがあるそうだ。
半田付けしたあとでスイッチ不良が二個見つかり、
それを外す時にやってしまったと推測される。
半田付けの前に、スイッチの導通チェックを!)
で、スイッチとそのピンをリード線で直結することに。
おおう。空中配線というやつやな?
単純に切って端を半田で止めるだけなので、
作業としてはProMicroの半田より圧倒的に簡単だ。
ということで、無事繋がりました。
一人じゃ絶対分からなかった。
相談できる詳しい人、超重要。
miniAxeのスーパー難易度半田をやったあとだから、
と、油断してた部分はあったかもね。
ネットじゃわからないことは沢山ある。
書を捨てよ町へ出よう。(寺山修司)
ブラウン管じゃ分からない景色が見たい。(奥居香)
そんな感じだね。
で、無事、カタナ式キーボードが物理として出来たので、
カタナ式を久しぶりに触っております。
今のところDvorakJに読み取れるようにファームを焼いただけだけど、
いずれファームウェア内だけでカタナ式を組むつもり。
そうすると、カタナ式キーボード単独で、
何に繋いでもカタナ式が使えるということに。
久しぶりにカタナ式を使うと、
やはり薙刀式のほうが洗練されていると感じた。
でも、4x7キーボード一枚だけ持ち歩く、
というインパクトはなかなかだ。
もうちょっといじってからまとめます。
2019年03月22日
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