2019年03月24日

【薙刀式】構え方の話

ゆるキーで不思議だったのは、
20gイイっすよ、と勧めたときに、
「指を置いただけで文字が打たれてしまうのでは?」
という心配がとても多いことだった。

ん?
みんなペンを持つとき、
紙にくっつけたまま構えるか?
そんなわけないよね?


ペンは軽く持つものだ。
ぎゅっと握り締めたら、
全然動けなくなる。

刀も同じだ。
軽く持ち(卵を持つように)、
いかようにでも対応できるようにしておく。
力を入れるべき時だけ入れて、あとは抜く。

幕末の志士の話で、実戦のコツを聞いたら、
「一回切り結んだ時、
刀をガチガチに持ってるのは素人だから、
そのまま膾と思って切る。
刀を柔らかく持ってるのは慣れてるやつだから、
深追いせず逃げる」
という話があったぐらい。新撰組の誰かだったかなあ。
(ただの雑魚狩りじゃねえか、というツッコミは置いといて)

書道でも絵筆でも同じだよね。


で、キーボード。
そんなに指を預けて置いとく?

僕は触れてるだけなんだけどなあ。
ペンも同じ。
軽く持って、書かないときは宙に浮かせる。

そのかわり、
手首をべったりつけている。
重心は手首にあって、
指に重心を置かない。

そもそもその重心の塩梅が、
俺、ほとんどの人と違うのかな?


リアフォ30gを購入した人の話でも、
「ちょっと指を油断して置いとくと、
ああああああってなっちゃう」
なんて、キーの軽さを表現する人を複数見た。
そうなの?
どんだけ指が重いんだ?

そんな構え方してたら、
水性インクだと紙にデカイ染みができちゃうよね。


これは、
そんな風に聞かれるまで考えもしなかったことだ。
手首を浮かせる派が指を置くのだろうか。
まったく想像が出来ないので、
指をそこそこの重さで置く人の意見を聞きたい。

僕はむしろ、ホームポジションに一回触れたら、
手首をベタ付けしてそっちに重心を置き、
指はキーに触れるか触れないかのスレスレに待機する。

だから20でも10でも、軽いバネのほうがいいんだけど…
(そろそろ20未満を試したくなってきている)


拙い想像をするに、
ピアノだとそう構えるのかね。
手首浮かして、腕の力で打っていくことも多いらしいし。
そういうときは、指は伝達物であって、
腕で打つからねえ。

しかしピアノ的な打ち方の親指シフトは、
35gバネを標準と考える。
ふつうの押下圧55gや60gからは、
圧倒的に低く考えてはいるようだ。

ゆるキーでも、35gのキーすらほとんどなかった。
62gを有り難がる流れもある。
謎。
posted by おおおかとしひこ at 22:05| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
気がついたら、指がキーを押さえていたということは、35グラムの軽いとされるNiZでは使い始めによくおきました。
その時はリストレストを使ってなくを腕全体を浮かせていたので、ついホームポジションを探すときにキーに触ってしまうことがありました。
タイプする前にホームポジションを人差し指で探し、そのまま打ち出すという習慣がついているからかもしれません。
タイピングの動画などで、ピアノを弾くように腕や指を宙に浮かせて打っているのを見ますが、絶対にできませんね。
私の場合は指はなるべく高く上がらずに、キースレスレに滑るように移動したいので、いつも指がキーの近くにあって触ってしまうことがあるようです。
あっ、ゆるキーではありがとうございました。
Posted by ひぐちまさひろ at 2019年03月25日 00:30
ひぐちまさひろさんコメントありがとうございます。

そういうこともあるんですねえ。
俺は人より指の力が弱いのかもしれない……
だから標準が重くてしょうがなかったのかも……

ゆるキーお疲れさまでした。
キーの軽さは、実際マシンにつないで打ってみるほうがわかりやすいかもしれないですね。
そうするとスペースが足りなくなるかもだけど。
Posted by おおおかとしひこ at 2019年03月25日 17:46
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