2019年04月02日

【薙刀式】狭い打鍵範囲

薙刀式は僕の短くて不器用な指でも使えるようにした。

久しぶりに自作キーボードではなく、
既成のキーボードで薙刀式を打ってみた。
(左右分割は膝上で安定しないので…)

ああ、30キーとスペースしか使わないのはいいなあ、
と改めて思う。


センターシフトは使いやすい。

親指シフトのように左右を考えなくて良い。
逆手シフトが原則といえど、
どちらの親指で打ってもいいというのが気楽。
変換にもスペース使うから、両親指の負荷分散を自然にやるようになる。

なにより、
US配列のようなスペースの長いキーボードでも安心だ。
「キーボードを問わない」をUSにも、
miniAxeのようなミニマルキーボードにも拡張したのは、
薙刀式の長所といってもいいと思う。

ニコラも飛鳥も蜂蜜小梅もトロンも、
「いつもと違うキーボードで打たなければならない」
まで想定してないんだろうなあ、と想像する。

出来たころは、変換と無変換がいい位置にある、
「JIS基準」以外のキーボードが出てくるとは想定外だったろう。
親指シフト(系)の死は、
普及しないことではなく、
JIS基準キーボードの死によって、
命脈を絶たれる可能性が出てきたと思う。


勿論、親指以外にシフト機構を持つ、
月、新下駄などはそれを気にしなくていいだろう。

でも月も新JISも新下駄も、
30キーに入ってないのが僕には使いづらい。
僕の限界は左右とも3段5列だ。
これ以上はもう嫌だなあ。
小指外、;や@は押したくない。
4段配列は絶対無理。
ピッチ19では少なくとも無理で、
だからピッチ16とか17の自作を作りたい。
(現状のメカニカルでは18が限界かな…)


なんせ、2段5列の配列が次に作れないかなあ、
なんて夢想しているくらいだ。
(親指2シフトにすれば数的にはいける。
自作キーボード専用に作ってもいいかもねえ)


僕は多くに神経を割きたくない。

右手だけで打てて左手は和音だけ、
みたいなやつも出来ないかなあ、などとも考える。

それくらい、
打つのになるべく楽をしたい。


キーボードは、
文字を書く目的に対して、労力が大きすぎると思う。

ライバルはフリックだと僕は思っていて、
フリックは指一本だけど、
もう何本か使えればいいのに、
とたまに思うことがある。

フリックなみにシンプルに打てて、
1アクション1モーラくらいで、
全部の指を使わなくていい、
自作キーボード&配列が、
僕の究極の目標かもしれない。

実装がうまいこといくとは限らないので、
夢想の範囲だけど。



打鍵範囲が広い人は疲れないのかな。
そんなに文字数を書かないなら大丈夫なのかも。
一日5000文字程度までなら、
配列変更のメリットがそんなにない、
と僕は考えたし、その考えは今も変わっていない。
posted by おおおかとしひこ at 23:57| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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