薙刀式は僕の短くて不器用な指でも使えるようにした。
久しぶりに自作キーボードではなく、
既成のキーボードで薙刀式を打ってみた。
(左右分割は膝上で安定しないので…)
ああ、30キーとスペースしか使わないのはいいなあ、
と改めて思う。
センターシフトは使いやすい。
親指シフトのように左右を考えなくて良い。
逆手シフトが原則といえど、
どちらの親指で打ってもいいというのが気楽。
変換にもスペース使うから、両親指の負荷分散を自然にやるようになる。
なにより、
US配列のようなスペースの長いキーボードでも安心だ。
「キーボードを問わない」をUSにも、
miniAxeのようなミニマルキーボードにも拡張したのは、
薙刀式の長所といってもいいと思う。
ニコラも飛鳥も蜂蜜小梅もトロンも、
「いつもと違うキーボードで打たなければならない」
まで想定してないんだろうなあ、と想像する。
出来たころは、変換と無変換がいい位置にある、
「JIS基準」以外のキーボードが出てくるとは想定外だったろう。
親指シフト(系)の死は、
普及しないことではなく、
JIS基準キーボードの死によって、
命脈を絶たれる可能性が出てきたと思う。
勿論、親指以外にシフト機構を持つ、
月、新下駄などはそれを気にしなくていいだろう。
でも月も新JISも新下駄も、
30キーに入ってないのが僕には使いづらい。
僕の限界は左右とも3段5列だ。
これ以上はもう嫌だなあ。
小指外、;や@は押したくない。
4段配列は絶対無理。
ピッチ19では少なくとも無理で、
だからピッチ16とか17の自作を作りたい。
(現状のメカニカルでは18が限界かな…)
なんせ、2段5列の配列が次に作れないかなあ、
なんて夢想しているくらいだ。
(親指2シフトにすれば数的にはいける。
自作キーボード専用に作ってもいいかもねえ)
僕は多くに神経を割きたくない。
右手だけで打てて左手は和音だけ、
みたいなやつも出来ないかなあ、などとも考える。
それくらい、
打つのになるべく楽をしたい。
キーボードは、
文字を書く目的に対して、労力が大きすぎると思う。
ライバルはフリックだと僕は思っていて、
フリックは指一本だけど、
もう何本か使えればいいのに、
とたまに思うことがある。
フリックなみにシンプルに打てて、
1アクション1モーラくらいで、
全部の指を使わなくていい、
自作キーボード&配列が、
僕の究極の目標かもしれない。
実装がうまいこといくとは限らないので、
夢想の範囲だけど。
打鍵範囲が広い人は疲れないのかな。
そんなに文字数を書かないなら大丈夫なのかも。
一日5000文字程度までなら、
配列変更のメリットがそんなにない、
と僕は考えたし、その考えは今も変わっていない。
2019年04月02日
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