ちなみに、その時に僕が出したもの。
顔写真が外にあるラウンジみたいなところ。
美人を指名して着席すると、
デブのブサイクが座る。
「え…あれ…?」
「あの写真、若い時の私。指名料10万円」
「は?」
「キャンセルは30万」
「あ…じゃ、キャンセルなしで…」
「ありがとうございます。ね、二の腕触ってみる?」
「は?」(太い腕を無理にさわらされる)
「ここね、おっぱいとおなじ柔らかさ。
おっぱい触り料50万円」
「…ぼったくりやないかい!」
N: フェアなトレードを。フェアトレードジャパン。
フェアの反対概念を、
ブラック企業とせず、
ぼったくりとしたわけだ。
こうやって、
フェアそのものを表現するのに、
逆から考えることはよくある。
あとはどんな逆のアイデアと実装が面白いかである。
ぼったくりというアイデアが出たとしても、
「二の腕はおっぱいと同じだから50万」
という実装の面白さは、
また別のところからやって来なければならない。
つまり、
アイデアと実装は別のものだが、
一旦融合すると分離できなくなるため、
よくできたものからは分離して考えることが難しくなる。
アイデアだけで終わるのは、
つまり半分できたと勘違いしている。
実装が終わるまでは0である。
そして、実装しても詰まらないのは、
アイデアとは呼べない。
ブラック企業とぼったくりの、
アイデアに差があるとは思えない。
実装の差で出来が決まる。
しかし、実装だけが出来ではなく、
アイデアと実装の掛け算になっていることが、
これらの例から分かると思う。
このぼったくりの優秀なところは、
どんぐり二個とせず、
直接金額になっているところだ。
切実だからだ。
そのような実装が出るアイデアを考えるべきだし、
面白い実装になるアイデアを誘導することだ。
得意の下ネタに持っていった感はなきにしもあらずだが(笑、
下のほうが人間の本性があらわになるというものだ。
切実性が違うからね。
ちなみにこれはクリエイティブ世界大会、
ヤングカンヌの日本予選課題。
パクったら告発する。
アイデアの方向性とか知るか。
まず実装とアイデアのペアを10個出せ。
2019年04月04日
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