2019年04月04日

【薙刀式】4代目親指木製キー

4代目にバージョンアップ。
先代をさらに削って形を変えてみた。
史上一番使いやすくなった。
OYA4-1.jpg


OYA4-3.jpg

裏の図。
シリコンの静音リングを全キーキャップにかましている。
20グラムは弱すぎて、ときに底打ちしてしまって、
指が痛くなることがあるので。
シリコンリングくらいがちょうどよくなった。

このキーキャップの作り方はこんな感じ。
積層して、地道にけずればうまくいく。
OYA4-4.jpg



そもそも、4指の平面を考える。
全体にDSAキーキャップに戻した。
OYA4-2.jpg


以前までチェリーを使っていたが、
チェリープロファイルは、
表面がシリンドリカル(円筒形にえぐれている)になっている。
これは指の上下運動には都合がいいが、
左右運動を制限する欠点がある。
つまり、人差し指の運動に問題がでてくる。
中指から小指までは一列しか担当しないが、人差指は二列担当だ。
その運動をするとき、
スフェリカル(球形にえぐれている)なDSAのほうが、
使いやすかった。

しかしDSAにも欠点があり、
下段キーが突き指ぎみになってしまう。
スフェリカルだとしんどい。
下り坂になっているチェリーがいい。
(ちなみに、OEMとチェリーは下段キーは同じ角度なので、
どちらを装着しても下段は同じになる)

もちろん、スフェリカルでかつ下り坂になっている、
新しい下段キーキャップを自作するという手もあるが、
今回はそこまでやらずに、
「ほとんどDSA、気になる人差し指中指下段だけ、
チェリープロファイル」
という組み合わせでよしとした。

これでいろいろなところに指を飛ばしやすく、
下段の突き指をしないようにする、
ということが可能になった。

で、このプロファイルを打っていると、
新しいことに気づいた。

上から見た図。
OYA4-5.jpg


そう、ななめに手を置いているのだ。
中段に指を置いたとき、そもそも長さが揃うわけがない。
4指の長さが違うからである。
しかし打鍵の都合上、
構えたときに4指の長さがそろう必要がある。
それを無意識に実現しているのが、
「ななめに構える」
ということだったのだ。
(もちろん、縦にずれたコラムスタッガードの自作キーボード類では、
この問題は出ないかも知れない)

キーボードをハノ字に置かなくても、
自然に手がハノ字を描いていることに気づいた。

OYA4-7.jpg

そして不思議なことに、
前から見ると、
小指側が机についていて、
親指側が浮いている。
テンティングしなくても、
勝手に手がテントしているのだ。

この発見により、
キーボード自体をテンティングすることは、
まるでナンセンスではないか、
と思うようになってきた。
(人によって違う可能性がある)


この構えだと、
「長さの違う4指が、同じ長さであるようにふるまう」
ことができるようになる。
じゃあ、
「この構えのときに自然な親指の角度」
で、親指キーがあればいいということになる。

で、それがこれなわけ。
OYA4-6.jpg

やや斜めに出た親指が自然に置かれたときに、
凹型でそれを吸収するようなものを作ればいい、
ということになるわけだ。

結果的にいうと、スカート部分ごと、
凹型に削ったようなものになっている。
単純にキーと平行ではなく、
やや斜めになっている。
それは親指の角度に合うようになっているだけのこと。
そしてその親指の角度とは、
まっすぐキーボードに構えるのではなく、
ななめに構えたときの角度、
という逆算があるわけだ。



ということで、
史上最高に楽な親指キーとなった。
腱鞘炎も治ったし、
これでどんどん書いていけることと思う。
(まあ、ちいさな不満がまた溜まっていくことだろう)
posted by おおおかとしひこ at 17:20| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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