2019年04月05日

【薙刀式】【自キ】20と25の偏荷重

すべてのキーを20グラムに換装していたが、
SDKLの4キーだけ25と、偏荷重にしてみた。


とくに薙刀式では、KLは「い」「う」の、
最頻出のキーに当る。

20は快適なのだが、
ときどき強く無意識に打つときに、
指先が痛くなることがあった。
それを受け止めるために静音リングをかましたが、
それでも足りない気がしたので、
偏荷重にしてみたという経緯。

最初は人差し指のFJも重くしてみたが、
それはそんなに効果がなかった。
短い指である人差し指のホームへのタッチ感覚にくらべて、
長い指である中指薬指のタッチが難しいからこそ、
ついついつよく打ってしまっている、
という現象だったと推測される。

僕はやっぱり人差し指が基準で、
中指や薬指はそれよりも鈍い。
だから、いい加減な神経しか通っていない感覚がある。
逆にいうと、人差し指の繊細さでほかの指を扱えない。
ので、どうしても、
長くて鈍い指は振り回されているのだろう。
それが軽いバネだと、
受け止め切れていなかったと考えられる。

小指は弱い指なのでそのまま20とした。

また、25にしたのは中段のみで、
上段下段は20のまま。
つまり、SDKLだけが25、
というへんてこな偏荷重となった。

ちなみに30も試みたが、
20と差がありすぎて違和感があった。
なので、結論だけでいうと、4キーだけ5グラム増、
という感じ。


自作キーボードは、こうやって自在に、
押下重すら変えられる。
既製品にはない魅力だ。
(5グラム単位のテストは、
NiZについてきた10グラムバネ及び半分に切ったものでやっている。
数値決定後、遊舎工房で単体バネを購入してる)


NiZのオール35グラムの時には、
こんなに繊細に特定の部分だけ痛くなる、ってことはなかった。
もっと全体的に疲れていたのだろう。
20にすることによって、
もっとキーのひとつひとつが際立ってきているように思える。

ということで、
少しずつ改良が加わっている俺キーボード。
配列を改良するのもよいけど、
こうやって頻度や指の性格によって、
物理を変えていくのも面白い。
(あまりにもおかしなことになるなら、配列を調整することになるだろう。
配列の調整より微妙な感覚)


あと、左右分割にしたことで、
「その左右の距離はどれくらいにするのが適切か」
という問題が出てきた。
数センチ、
30センチくらい(タブレットを挟めるくらい)、
15センチくらいを試して、
いま15くらいに落ち着いている。
これは肩巾や姿勢と深く関係しているように思えるので、
収束してきたら、
腕の構えとともにまとめてみたい。
posted by おおおかとしひこ at 21:04| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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