キーキャップやら、左右の手の距離などを変えて、色々実験している。
現在一番よいと思われるのが、こんな感じにまとまった。
両手をこれくらい離して、
やや逆ハノ字にする
(右のキーボードを時計回転、左のキーボードを反時計回転)
と打ちやすい。
キーボードに対して外側から斜めに触れる方が有効とわかっているから、
わざと逆ハノ字にすることで、
手首も腕も平行に置ける、
という逆算だ。
腕ごとハノ字で打っていると、
腕の外側がつっぱることになって非常に疲れる。
ただでさえ親指を動かす腱は上腕三頭筋に繋がっているので、
そこを酷使することは得策ではない。
軸はすべて20グラム。(Gateronの静音赤軸のバネを換装)
親指キーは四代目の、手前を大きく凹にえぐったもの。
伸ばした親指がちょうどよく当たるようになっている。
キーキャップは、すべてOEMを装着してみたら案外よかった。
しかし OEMの上段キーはすべて下り坂になっているので、
上段キーを逆付けして使っている。
横から見るとこんな感じ。
手前から二列目だけノーマルでつけてみたので比較されたい。
逆付けした部分は反り返り、
お椀型になることに寄与しているがわかるかと思う。
OEM無刻印で持っているキーが白しかなかったので、
爽やかなグリーンのDSAキーキャップを親指キーにあしらって差し色としている。
チェリーよりもOEMはキーキャップの種類が豊富なので、
いい感じの色のキーキャップが見つかれば、
また交換するかもね(沼)。
以下、やってみて駄目だったものの記録。
・Romlyさんの3Dプリントロープロファイルキーキャップ
見た目はすごくロープロになるし、手触りもナイロンだからいいんだけど、
親指キーがうまくいかなかった。
エポキシ樹脂で裏張りして、ななめに削ってもみたが、
木製の手触りを超えるものではなかった。
(現在の親指キーより文字部分がもっと低くなるため、
現在の親指キーよりさらに低いやつをつくる必要がある)
また、意外だったのは、
打っていると、中指中段=DKが痛くなってくること。
中指下段と薬指中段を下り坂になるように、
削ったキーキャップを使っていたが、
今度は中指中段も痛くなった。
長い指のケアが、
オールフラットなキーキャップには必要なのかもしれない。
また、つい全てやすりで削って滑らかにした状態で使っていたが、
プリント直後のザラザラ面があったほうが、実は使いやすいのではないか、
と考えるようになった。
もうワンセット買わないとフルキーつかないので、
買ったら実験しなおすかも。
・DSAキーキャップ
撫で打ちが可能になるため、
わりといい印象があるのだが、
同様に、中指下段と薬指下段、中指中段が痛くなりはじめた。
それをふせぐために、
中指と薬指だけ25グラムに増量してクッションをふやし、
下段をOEM下段の下り坂のものにして、
中指中段もOEM中段の下り坂にする、
という手でよくなった。
しかしそれだったら、ぜんぶOEMでもいいんじゃないか、
と思い直し、現在のセッティングに至っている。
miniAxeはとても面白いキーボードなので、
しばらくはこれをメインに考えたい。
しかしどういうキーキャップや軸が合うのか、
まだ試行錯誤の途中。
世界にユーザーがどれくらいいるのかわからないが、
(作った人の情報がほとんど出てこない)、
とりあえず色々やってみます。
今の所これくらいなら、
まったくパームレストがいらないので、
非常に高速打鍵が可能になり、しかも疲れない状態になっている。
PBTは滑りがよいので、快適な打鍵になるね。
ナイロンよりいいかもしれない。
2019年04月10日
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