2019年04月23日

【自キ】半田吸い取り線にフラックス超大事

半田吸い取りが苦手な人へ。
フラックスを活用しよう。



僕はこれでErgo42のPCBを加熱しすぎてしまい、
中の線を焼き切ってしまった。
(遊舎工房にてテスターで診断してもらい、手配線で乗り切った)

今度はキースイッチの調子が悪く、
交換しようとしてもなかなか半田が吸い取れない。
また焼き切るのは怖いから、色々調べた。

で、半田吸い取り線ってフラックスが塗り込んであるんですって。
それが足りないんじゃね?
と思って、吸い取り線にフラックス塗ったら、
その海を泳ぐように半田がすいとれた。
毛細管現象だ。

フラックスは急激な温度上昇を防ぐ。
しかも半田の表面張力を弱くして、
液体っぽく振る舞うようにしてくれる。
沸点90度なので、半田の融点320度より全然先にジュッていうので、
蒸発具合を見ながら、足りなきゃ塗ってもいいんだよ。


キースイッチ交換したらチャタリングが消えて、
めっちゃよくなった。
当たり前か。
町の電気屋さんの気分。

電気屋さんはこれをやってくれるんだなあ。

ヤニの匂いのする電気屋さんは、
仕事をしている電気屋さん。


あ、ベタベタになるのでIPAと綿棒でガンガン掃除。
posted by おおおかとしひこ at 23:51| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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