2019年04月26日

【配列】1アクションで1音節打てる同時打鍵ローマ字、Harmony配列

ついに自作キーボードかつ自作ファームウェアの、
先進的な配列が登場した。
その名はHarmony配列。
https://github.com/bottilabo/harmony-keyboard-layout

同時打鍵ルールは、
https://github.com/bottilabo/qmk-romaji
に詳しい。


自作キーボードとはいえ、
まだ30キーレイアウト+親指の伝統位置からは逃れられていないが、
この同時打鍵原理を使えば、
伝統配置でないレイアウトが可能になるかも知れない。

右手に五母音、ん、ー
左手に子音、っ

などを配置し、
より打ちやすいようなレイアウトをつくることも、
やぶさかではないはずだ。
もっとも基板設計からやらないといけないので、そこまでする人かどうかは不明だが。


個人的には、促音と長音にも対応したら最高ではないかと感じた。
カタナ式の、
「任意の子音二打で促音扱い」で実現するはずなので、
ぜひ実装が待たれる。

行段系同時押しにはかわせみ配列、よだか配列があるが、
これらがよく使う行の音を一打でも出せるように収束しているのに対して、
Harmonyは「全部じゃらっと押してしまえ」という割り切りでやっているのが興味深い。


個人的には、毎文字左右の手を使わなければいけない、
左右分割行段系がめんどくさくなってカナ配列へ移行したのだが、
これだけ一気に同時押しできたら、
なかなか爽快な感覚になるかもしれない。

こうなるとカナ2gramの運指が良運指かどうかとか、
そういうことが気になってくるね。
最頻出の「ょう」もコラムスタッガードなら打ちやすそうだ。
posted by おおおかとしひこ at 15:16| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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