2019年05月11日

【配列】葦手入力動画

こいつはすごいや。
https://mobile.twitter.com/Haruakira05/status/1126857020265484288


漢直系の中でも、
「カタカナの形に漢字を分解する」
という独特のアイデアの葦手入力。

「カタカナは漢字の一部から成立した」
ことの逆に還元する、由緒正しき方法論だ。
ウは「宇」のウ冠。

数文字の無連想、連想コードに漢字を割り振る、
TUT-codeとかT-codeに比べ、
入力文字数が多いデメリットと、
「暗記しなくても、
その場で法則に従って生成できる」メリットがある。

惜しむらくはひらがな入力になってることで、
これがカタカナ入力なら、
もう少し知らない人にもわかりやすいかも。
(結局カタカナでの単語登録できないんだっけ…)

蜂蜜小梅でカナ入力をしてらっしゃるらしい。
蜂蜜小梅はスピードよりも使いやすさを重視してるから、
「漢文入力というカナ配列の用途外」
のカナの並びにも、
素直な対応をしてくれるのかもしれない。

実際、薙刀式は「物語を書く」のが主目的の、
カナの並びになってると思うので、
この独特のカナの並びには弱そうな気がする。


それにしても、
日本語の入力の仕方にはさまざまなものがありすぎて、
面白いとしか言いようがない。
葦手入力は単語登録のみで実装できる、
というのも魅力だなあ。

慣れてくればわざわざ生成しなくても、
無連想コードのように手が覚える。
忘れた/はじめての字でも生成できるのが、
ほかの漢直に比べたすごい点。

僕の書き物には打鍵数が多くて見送ったけど、
たしかにこうした用途や、
たとえば固有名詞入力には最適かもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 18:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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