2019年05月16日

【薙刀式】プリウスの欠陥設計はWindowsの欠陥と共通点がある

Windowsで、
「今日本語モードだと思って打ち始めて、
英語モードだった(あるいはその逆)」
を、一度でもやっていない者は手を上げよ。

皆無だろう。

プリウスの欠陥は、ほぼそれと同じだということを知った。
怒りのまま書く。


プリウスの欠陥は、
「レバーニュートラルのとき、
今D(前進)かR(後退)か、
手で触って分からない」ことにあるという。

https://m.youtube.com/watch?v=z4o4PT2l70k
https://m.youtube.com/watch?v=zC6p3OkDZis

判別するためには、
手の感触でなく、モニタの表示で確認するそうだ。

バカなのか?

五感全部で運転させろや。
複数の情報を与えろや。
モニタ表示+手の感触+音+振動くらいの、
複数ルートを用意しとけや。

ガソリンエンジンなら振動でもわかるはずだが、
モーターだから静かすぎて振動では判別もできないだろう。


これはWindowsの入力の欠陥と同じである。
ブラインドタッチ、つまり触覚で操る道具のキーボードで、
今日本語モードなのか英語モードなのか、
判別できないという欠陥である。

判別するには、視線の先の原稿から一度目を離し、
右下が「あ」か「A」かを確認しなければならない。
くそか。
手で確認できるようにしろや。

目視は遅い。
体を使って何かする人には常識である。


しかもトグルという最悪な選択肢。
USBを3回ぐらいひっくり返すのと同じ手間がかかる。

壁にあるスイッチを横向きにつけて、
右が出っ張ってるなら日本語、左なら英語、
などのようにブラインドタッチでわかるようにしろや。

Macはスマートだ。
英数キーとかなキーを分けている。
どっちか分からなくなったら、
とりあえず押してから入力すれば正しくなる。

Win10になってからの、
キャレットが立ち上がった瞬間に「あ」か「A」が出るのもうぜえ。
(僕は2秒でオフにした。フォントのセンスが0だからだ)

立ち上がった時と切り替えた時にしか表示がないから、
しばらく考えた後に、
「いまどっちか」が分からなくなる時がある。



ものごとの設計は、
「分からなくなった時にも無意識に復帰できる」
ようにするべきである。

Windowsにはその手段がない。
Macにはある。

カタナ式ではMacと同じ、
「無変換キーに英数キー」「変換キーにカナキー」
というバインドにした。
薙刀式ではUSキーボード対応のため、変換無変換キーを捨てたので、
「FG同時押しで英数キー、HJ同時押しでカナキー」
というキーバインドとしたが、
思想はMacと同じだ。


Windowsで、
一度でも日本語/英語モードを間違わなかった人が、
いるだろうか?

プリウスの操作系では、
「日本語モードだと思って打ち始めたら英語だった、
あるいは英語モードだと思って打ち始めたら日本語だった」
のたびに、
コンビニに突っ込むことになるわけだ。

トヨタの欠陥設計を指摘しないテレビ局は、
ジャーナリストを名乗らない方がいい。

Windowsの欠陥設計を指摘しない作家は、
作家を名乗らないべきだ。



チェルノブイリ原発が何故メルトダウンしたのか、
設計担当者は知っておいた方がいい。
「間違えやすいボタンが隣同士にあったから」
だと、いくつもの分析がある。
フェイルセーフやリカバリについて、
設計担当者は死ぬほど考えるべきだ。

人間は絶対間違える。
修学旅行では、
名前の書いてないパンツがかならず一枚は忘れられるのだ。

薙刀式のBSが近場のUにあるのは、
なによりもそれを考えたからである。

親指シフトや新下駄の小指中段外よりもいい位置だと、
僕は考えている。

そういえば日本語/英語切り替えを、
明示的に定義した配列って一つもないかも。
全角/半角キーなんて欠陥設計だろ。


英語と日本語を間違えても、数文字が永遠の闇に消えるだけだ。
DとR間違えたら、人が死ぬんだぞ。
posted by おおおかとしひこ at 22:25| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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