Windowsで、
「今日本語モードだと思って打ち始めて、
英語モードだった(あるいはその逆)」
を、一度でもやっていない者は手を上げよ。
皆無だろう。
プリウスの欠陥は、ほぼそれと同じだということを知った。
怒りのまま書く。
プリウスの欠陥は、
「レバーニュートラルのとき、
今D(前進)かR(後退)か、
手で触って分からない」ことにあるという。
https://m.youtube.com/watch?v=z4o4PT2l70k
https://m.youtube.com/watch?v=zC6p3OkDZis
判別するためには、
手の感触でなく、モニタの表示で確認するそうだ。
バカなのか?
五感全部で運転させろや。
複数の情報を与えろや。
モニタ表示+手の感触+音+振動くらいの、
複数ルートを用意しとけや。
ガソリンエンジンなら振動でもわかるはずだが、
モーターだから静かすぎて振動では判別もできないだろう。
これはWindowsの入力の欠陥と同じである。
ブラインドタッチ、つまり触覚で操る道具のキーボードで、
今日本語モードなのか英語モードなのか、
判別できないという欠陥である。
判別するには、視線の先の原稿から一度目を離し、
右下が「あ」か「A」かを確認しなければならない。
くそか。
手で確認できるようにしろや。
目視は遅い。
体を使って何かする人には常識である。
しかもトグルという最悪な選択肢。
USBを3回ぐらいひっくり返すのと同じ手間がかかる。
壁にあるスイッチを横向きにつけて、
右が出っ張ってるなら日本語、左なら英語、
などのようにブラインドタッチでわかるようにしろや。
Macはスマートだ。
英数キーとかなキーを分けている。
どっちか分からなくなったら、
とりあえず押してから入力すれば正しくなる。
Win10になってからの、
キャレットが立ち上がった瞬間に「あ」か「A」が出るのもうぜえ。
(僕は2秒でオフにした。フォントのセンスが0だからだ)
立ち上がった時と切り替えた時にしか表示がないから、
しばらく考えた後に、
「いまどっちか」が分からなくなる時がある。
ものごとの設計は、
「分からなくなった時にも無意識に復帰できる」
ようにするべきである。
Windowsにはその手段がない。
Macにはある。
カタナ式ではMacと同じ、
「無変換キーに英数キー」「変換キーにカナキー」
というバインドにした。
薙刀式ではUSキーボード対応のため、変換無変換キーを捨てたので、
「FG同時押しで英数キー、HJ同時押しでカナキー」
というキーバインドとしたが、
思想はMacと同じだ。
Windowsで、
一度でも日本語/英語モードを間違わなかった人が、
いるだろうか?
プリウスの操作系では、
「日本語モードだと思って打ち始めたら英語だった、
あるいは英語モードだと思って打ち始めたら日本語だった」
のたびに、
コンビニに突っ込むことになるわけだ。
トヨタの欠陥設計を指摘しないテレビ局は、
ジャーナリストを名乗らない方がいい。
Windowsの欠陥設計を指摘しない作家は、
作家を名乗らないべきだ。
チェルノブイリ原発が何故メルトダウンしたのか、
設計担当者は知っておいた方がいい。
「間違えやすいボタンが隣同士にあったから」
だと、いくつもの分析がある。
フェイルセーフやリカバリについて、
設計担当者は死ぬほど考えるべきだ。
人間は絶対間違える。
修学旅行では、
名前の書いてないパンツがかならず一枚は忘れられるのだ。
薙刀式のBSが近場のUにあるのは、
なによりもそれを考えたからである。
親指シフトや新下駄の小指中段外よりもいい位置だと、
僕は考えている。
そういえば日本語/英語切り替えを、
明示的に定義した配列って一つもないかも。
全角/半角キーなんて欠陥設計だろ。
英語と日本語を間違えても、数文字が永遠の闇に消えるだけだ。
DとR間違えたら、人が死ぬんだぞ。
2019年05月16日
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