手触りを追求していたら、木材の結論になりました。
すべて手での削り出しです。
tokyomk6に出品するので、触ってください。
ずっとキーボードを打っていると(一日1万字とか)、
指が痛くなるんですよね。
それを防ぐために20gの激軽スイッチに改造したんだけど、
まだやわらかくできる余地に気づいたのが、
「PBTは硬すぎる」ということでした。
融点が高いということは硬質であると。
それが高級感にもつながっているんでしょうが、
はたしてそれは手に優しいのか?ってこと。
高級家具に使われるチーク材を加工して、
最高の手触りに到達しました。
#400で磨いてくるみ油仕上げです。
すべすべでかつしっとりしていて、
チーク自体が自分で樹脂を出すので、ちょうどよいしっとり感。
手はしっとりしています。プラスチックはしっとりしていない。
生きた木材はしっとりしている。
そんな理屈です。
色々なプロファイルを試しました。
結局、
「上段と中段はDSAで撫で打ちを、
下段は下り坂にして前に滑らせるように、
親指はつまむように持つ」
が今のところのエンドゲームです。
ちなみに一番難しいステム部は、「沼人の会」の3Dプリントにお世話になっています。
一個100円!
キーキャップの角度や手触りに集中できました。
とりあえず1万字ほど打ってみましたが、なかなかの調子。
もう少し耐久性をテストしたいです。
販売は、1セットで6日有給休暇分くらいあればやりますが。
しっとり感がすごくよかったです〜!
親指のキーが凝ってるなと思ってたんですが横からの写真みると行ごとに角度変わってたんですね!もっと触れれば良かった…
手に長い時間触れてるのは、
結局天然素材が気持ちいいと思います。
(meishi展の革もよかった)
3Dキーキャップも触りましたが、
MJ12は木材に勝てないと思いました。
(今後3D用の材料は増えていくかも)
とくにチーク材は加工が容易で、
手触りがしっとりする樹脂を出す素材なので、
キーキャップには最適です。
他にヒノキもサラサラでおススメです(手脂で黄変しやすいけど)。
元々親指だけ思う角度をつくってたんですが、
しっとり度合いが気持ちよくてフルキー作ってしまいました。
ただのDSA風ではなく、
手首を置いてパームレストなしで、
かつ撫で打ちで打ちやすいような、
独自のプロファイルに削っています。
(DSAだと下段が突き指になってしまうので)
今のところminiAxe専用ですが、
格子配列なら他のキーボードでも行けると思います。
スタッガード系でも試してみます。