2019年05月28日

【薙刀式】一日2万字の作業疲れ

この二日、京都に篭って小説の直しをしておりました。

昨日は手書きの直し、
今日はその清書(薙刀式による)。

一日2万字くらい(推定)ずつ書いた、
手書きと薙刀式の疲れの差について、
新鮮な記憶のうちにメモ。


速度は清書のほうが速かった。

手書きの直しで12時間くらい(休憩、飯休憩含む)、
薙刀式の清書で8時間くらい(同)。

西尾維新はこれを毎日やってるのか。
メイン仕事なら、出来ない量ではないと思った。


多少の手直しはありつつ、
同じ文字を書いたはずなので、
考えながらと写しの差はあれど、
概ねどちらも速度としては問題ないと思った。


問題は疲労度。
手書きの方が、肉体的な負担は少ないという発見。

薙刀式は、
オール20g、かつ柔らかいオール木製キーキャップという、
考えられる限り最やわらか状態にも関わらず、
前腕の腱に痛みがやや走る疲れ方。

手書きはまだ1万字くらいは肉体的には行けそうな、
余裕を残した状態の差。

薙刀式で明日同じことはできないが、
手書きなら全然問題ないと実感。


ん?
キーボードって、いいのか?

僕の手書きは、
なんだかんだ言ってプロ級なのかもしれない。
2万字の考え量を差額4時間でやってるとは思えず、
おそらく手書きの方が速いんじゃない?

清書は、
「どこが直すべきところか、探すのに時間がかかっている」
可能性はある。
単純な時間だけで測れるものでもないだろう。


ますます、手書き対薙刀式の動画検証を試したくなって来た。


疲労度は、手書きの方が1.5倍程度楽。
これは、モニタを8時間も見つめている疲労もあるし、
エディタがTATEditorだったため、
最速のiTextに対して微妙に遅かったのも含む。

また、縦置きスタンドを忘れたので、
横置きの狭い環境で、フォントが小さかったのも、
疲労ファクターで大きい。
電源確保のため、カフェで席を選べなかったことも大きい。

今のところ、
「やっぱ手書きの方が楽だし速いし、
環境選ばねえじゃねえか」
という結論だ。
原稿なんて100枚の紙でもPCより軽いし、
雨降っても大丈夫だし。


あれ?
薙刀式って強いのか?

めっちゃ悔しい。せめて同じくらいの疲労度なら…。

指の疲労度が大きいのが辛い。
どの指が、という特定ではなく、
手のひら、指、腕全体なので、
ほぼ均等な負荷分布であることは実証された。

手書きにストレッチは必要なかった。
タイピングにはストレッチが必要と感じた。
手書きの疲れは翌日に持ち越さなかった。
タイピングは、持ち越しそうだ。
posted by おおおかとしひこ at 19:26| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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