この二日、京都に篭って小説の直しをしておりました。
昨日は手書きの直し、
今日はその清書(薙刀式による)。
一日2万字くらい(推定)ずつ書いた、
手書きと薙刀式の疲れの差について、
新鮮な記憶のうちにメモ。
速度は清書のほうが速かった。
手書きの直しで12時間くらい(休憩、飯休憩含む)、
薙刀式の清書で8時間くらい(同)。
西尾維新はこれを毎日やってるのか。
メイン仕事なら、出来ない量ではないと思った。
多少の手直しはありつつ、
同じ文字を書いたはずなので、
考えながらと写しの差はあれど、
概ねどちらも速度としては問題ないと思った。
問題は疲労度。
手書きの方が、肉体的な負担は少ないという発見。
薙刀式は、
オール20g、かつ柔らかいオール木製キーキャップという、
考えられる限り最やわらか状態にも関わらず、
前腕の腱に痛みがやや走る疲れ方。
手書きはまだ1万字くらいは肉体的には行けそうな、
余裕を残した状態の差。
薙刀式で明日同じことはできないが、
手書きなら全然問題ないと実感。
ん?
キーボードって、いいのか?
僕の手書きは、
なんだかんだ言ってプロ級なのかもしれない。
2万字の考え量を差額4時間でやってるとは思えず、
おそらく手書きの方が速いんじゃない?
清書は、
「どこが直すべきところか、探すのに時間がかかっている」
可能性はある。
単純な時間だけで測れるものでもないだろう。
ますます、手書き対薙刀式の動画検証を試したくなって来た。
疲労度は、手書きの方が1.5倍程度楽。
これは、モニタを8時間も見つめている疲労もあるし、
エディタがTATEditorだったため、
最速のiTextに対して微妙に遅かったのも含む。
また、縦置きスタンドを忘れたので、
横置きの狭い環境で、フォントが小さかったのも、
疲労ファクターで大きい。
電源確保のため、カフェで席を選べなかったことも大きい。
今のところ、
「やっぱ手書きの方が楽だし速いし、
環境選ばねえじゃねえか」
という結論だ。
原稿なんて100枚の紙でもPCより軽いし、
雨降っても大丈夫だし。
あれ?
薙刀式って強いのか?
めっちゃ悔しい。せめて同じくらいの疲労度なら…。
指の疲労度が大きいのが辛い。
どの指が、という特定ではなく、
手のひら、指、腕全体なので、
ほぼ均等な負荷分布であることは実証された。
手書きにストレッチは必要なかった。
タイピングにはストレッチが必要と感じた。
手書きの疲れは翌日に持ち越さなかった。
タイピングは、持ち越しそうだ。
2019年05月28日
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