タイプウェルのカタカナ語が苦手だったんだけど、
ちょっと見えてきた攻略法。
薙刀式は日本語長文特化だから、
カタカナ語が苦手なのはある程度しょうがない、
と割り切ってはいた。
ここ最近カタカナ語ばっかり打っていて、
何故遅いか突然気づいた。
俺、カタカナ語だけ脳内発声してるぞと。
僕は読むときに脳内発声がなく、
タイピング時にもない。
発声する方が遅いため、
発声なしの方が速いと言われる。
脳内発声なしの場合、
単語を区切りの組み合わせとして理解する。
たとえば「くみあわせ」なら、
「くみ」「あわせ」の複合語として運用するわけだ。
これによって2単位の言葉になり、
脳内発声の5単位より速い、
というのが脳内発声なしの速度の仕組みだと思われる。
これは慣用句の場合更に強力になり、
長い慣用句を数単位に区切ることで、
各ブロックを一気書きできるわけだ。
「せんりのみちもいっぽから」は、
「せんりの」「みちも」「いっぽから」
くらいに分けてタイピングしていくわけだ。
ところがカタカナ語ではそのブロック分けが非常に難しく、
それゆえ全部音読してしまい、
音写としてのタイピングをするため、
意味構造によるショートカットが出来ず遅かったのではないか、
ということに気づいた。
なので、ブロック分けできる単語は分ける、
ということに注意すると、
速くなったっぽいのだ。
「プリンター」とかはほんとは「プリンt」「er」
の2ブロック単語だけど、こういうのは1ブロックとして、
たとえば「ワイングラス」なら「ワイン」「グラス」、
「プレビュー」なら「プレ」「ビュー」のように。
成り立ちから考えれば、
前者は二語、後者は接頭語付きの複合語一語だろうが、
スプリントレース中はそこまで考えられる余裕はない。
(とくにカタカナ語だと、英語2語を一単語にしているケースが多い。
カバーガール、ブラスバンド、サービスエース、ホワイトデー、
ダイニングルーム、ハングアップ、アウトドアなど)
ということで、
このようにブロック分解できるようになると、
脳内逐音の音写よりは、
意味構造で行けるので、
速くなったっぽい。
特に僕は英語タイピングをやったことがなかったので、
英語系では常識のことだったのかもしれず、
自力で気づいた車輪の再発明にすぎないかもだが。
2019年05月31日
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