2019年05月31日

【薙刀式】カタカナ語のコツ

タイプウェルのカタカナ語が苦手だったんだけど、
ちょっと見えてきた攻略法。


薙刀式は日本語長文特化だから、
カタカナ語が苦手なのはある程度しょうがない、
と割り切ってはいた。

ここ最近カタカナ語ばっかり打っていて、
何故遅いか突然気づいた。

俺、カタカナ語だけ脳内発声してるぞと。

僕は読むときに脳内発声がなく、
タイピング時にもない。
発声する方が遅いため、
発声なしの方が速いと言われる。

脳内発声なしの場合、
単語を区切りの組み合わせとして理解する。

たとえば「くみあわせ」なら、
「くみ」「あわせ」の複合語として運用するわけだ。

これによって2単位の言葉になり、
脳内発声の5単位より速い、
というのが脳内発声なしの速度の仕組みだと思われる。

これは慣用句の場合更に強力になり、
長い慣用句を数単位に区切ることで、
各ブロックを一気書きできるわけだ。
「せんりのみちもいっぽから」は、
「せんりの」「みちも」「いっぽから」
くらいに分けてタイピングしていくわけだ。

ところがカタカナ語ではそのブロック分けが非常に難しく、
それゆえ全部音読してしまい、
音写としてのタイピングをするため、
意味構造によるショートカットが出来ず遅かったのではないか、
ということに気づいた。

なので、ブロック分けできる単語は分ける、
ということに注意すると、
速くなったっぽいのだ。

「プリンター」とかはほんとは「プリンt」「er」
の2ブロック単語だけど、こういうのは1ブロックとして、
たとえば「ワイングラス」なら「ワイン」「グラス」、
「プレビュー」なら「プレ」「ビュー」のように。
成り立ちから考えれば、
前者は二語、後者は接頭語付きの複合語一語だろうが、
スプリントレース中はそこまで考えられる余裕はない。
(とくにカタカナ語だと、英語2語を一単語にしているケースが多い。
カバーガール、ブラスバンド、サービスエース、ホワイトデー、
ダイニングルーム、ハングアップ、アウトドアなど)


ということで、
このようにブロック分解できるようになると、
脳内逐音の音写よりは、
意味構造で行けるので、
速くなったっぽい。


特に僕は英語タイピングをやったことがなかったので、
英語系では常識のことだったのかもしれず、
自力で気づいた車輪の再発明にすぎないかもだが。
posted by おおおかとしひこ at 00:44| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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