2019年06月22日

【配列】英月配列

月系前置3シフト(DKL)。
DKシフトを同手、異手で区別することで、
濁音、半濁音、小書き同置に成功した配列。
https://mobile.twitter.com/madeinwariofan/status/1142338512869449729


つまり、
濁音、半濁音、小書きに関して、
排他的配置になっており、
前置シフトキーによって変化させる方式というわけだ。

濁音L前置は、言われてみれば当たり前で、
月系の、濁点後置とシフト前置で、よく混乱しないなあ、
と今更気になって来た。

前置シフトDKは、
異手だと普通のシフトカナ、
同手だと半濁音または小書き化、
という機能になっていて、
実に整理がうまくいっていると思う。

これで拗音や外来音も同置…ってなったらそりゃ薙刀式か。
(小書きは拗音外来音で出すから、実質使ってない)


あとは運指が気になる。

実は新JISを触りながら、
4キーだけ変更すれば、
薙刀式の濁音同時押しが加えられるぞ、なんて考えていた
(薬指が結構Lに固定されて窮屈な感覚がある)
が、
それは運指を理解してからにしよう、
などと考えていたので、
最新のこの配列がどのような指遣いなのか、
とても気になるところ。

大元の新JISと比べると半分くらいしか原型を留めてないから、
新しい感覚だろうなあと。


MS-IMEのローマ字定義のみで実装可能、
自作系の30%キーボードでも実装可能と、
なかなか待ちの広い新配列だ。
親指キーがないNome30、Gehkin、
親指2キーのTreadstone32などで、
非常にスタイリッシュな打鍵が可能になるだろう。
(さらに少ない西月配列ならさらに?)


ここまで同置の配列は、薙刀式を除き聞いたことがない。
しかも薙刀式より打鍵範囲が小さい?
(TYは使ってるが、;/は実質不使用。
;:にエンターやBSを配置できそうだ)

今後の展開が楽しみ。
posted by おおおかとしひこ at 18:52| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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