2019年07月29日

【薙刀式】miniAxeのキーマップ【自キ】

だいぶ煮詰まってきたのであげてみる。


僕の用途は3つ。

1. 日本語を大量に書く(縦書き、薙刀式)
2. キーマップ書き換え程度のプログラミング(横書き、qwerty英字)
3. 自分のWindows以外に繋いだときの、横書きqwertyローマ字

頻度は97:2:1くらいかな。
これらに共通するマップを練った。

#define TAPPING_TERM 0 //タップダンス不要で高速反応
#define PERMISSIVE_HOLD ON // 短い時間でもHOLD
#define RETRO_TAPPING ON // HOLDで何も押さずに離したらTAP
の3つの設定をconfig.hに追加している。
デフォルトの200ミリ秒は普通に文章を書くには遅い。

miniAxe_Keymap.jpg



【Default】

まず、Win、Altは捨てた。
単独で使わないし、ショートカットも知らないので。
(もし便利なものがあったら教えてください。
Alt+Tabはトグルが嫌いなのでマウスを使います。
いいのがあれば編集モードに取り入れたい)

親指キーは、
薙刀式のセンターシフト用に左右二個確保。
MT(MOD_LSFT, KC_SPACE)
にしたかったが、DvorakJとの同期があわず
(ちょいちょいローマ字が出力されてしまう)、
とりあえず無難にスペースとした。

今後QmK内に薙刀式を構築するときにはSandSとしたい。


親指はほかにLower、Raiseをレイヤーキーに使う
(Lowerは機能キー、Raiseは数字記号)ので残り二個。
Ctrl/Enterと、Shift/BSとした。
これは主にqwertyの時に使う。


文字キー部分30個は、
薙刀式用にデフォルトqwertyにしてあけてある。
これをDvorakJで薙刀式に変換している。


薙刀式を使わなければ、
アルファベット26を引けば4キー自由になるので、
,./;を、たとえばカーソルに当ててもいいかもね。
(30%キーボードを使う人は、
頻度の低いアルファベットをレイヤーに放り込むそうだ)


【Lower】

左親指を押しながらのLowerは、機能キーに限定。
主に右手操作を想定している。

売りは、カーソルのT字配置のオリジナル。
(逆T字、Vimカーソルのような一列は聞くが、
これは見たことない!)

まずカーソルの上下を薙刀式の編集モードと同じにして、
混乱を避けるようにしている。

ミソは左右カーソルで、
Jを起点に中段人差し指と中指で左右に行けるようにしている。
Hが左というVimカーソルからアイデアをもらい、
上下を薙刀式と一致させるという折衷案。

これベースで、ホーム、エンド、BS、DEL、ESCは、
薙刀式の編集モードと同じ位置にしてある。

右手小指中段のエンターはminiAxeのデフォルト設定で、
なかなか気に入ったので置いてある。
(左親指エンターはまだ慣れてない。長いことエンターは右手の担当だったし)

しかし実際エンターは薙刀式のV+Mに慣れてしまったので、
これもqwertyで使えるようにしようかなあ、などと考えている。

左手同手はそんなに使わない。
PgUpDn横は薙刀式の編集モードと同じ位置。
縦用にPgUpはもう一個置いといた。

残りはデフォルトっぽく。
左ESCはタイプウェルのESCによく使う。笑


【Raise】

数字段を下段に並べたのが工夫かな。
飛鳥配列の知見では、親指同手シフトは下段がやりやすい。
僕もそう思う。
親指を固定すると中段すら遠いなあ。

ということで下段に一番よく使う数字段。
(テンキー並びも考えたけど、
0の位置に困るのと、
一段並びを覚えれば、
普通のキーボードでも数字段のブラインドタッチがマスターできるのでは?
と考えたから。
今のところ数字と指がやっと対応してきた段階。
まだ全然間違うレベル)

記号はUSの方が合理的だと思ったのでUSを基準に、
ローマ字の「ー」を一番使うことを想定してJ位置から流す。
カッコ類は余ったところに。人差し指中指で出せるように。


左手部は、
グレイヴは全角半角がわりに。
DvorakJを活かしているときはIMEの切り替えは、
FG同時でオフ、HJ同時でオンにしているが、
他機につなぐときはこれを使う。

このシフトの~チルダが出ないので、
単打キーにした。(プログラミングでしか使わないだろう)


WinとAltはないと困るかなあと思い暫定置いてあるけど、
使ったことがない。


【Adjust】

F1から10までは数字段の裏のつもり。
とはいえ、僕はFキーを使ったことがないし、
今後も使うこともないだろう。
使うなら欲しいやつだけ編集モードに入れると思う。

リセットボタンはキーマップをよく変更する人には必須。
ESCと合わせた。左右あるので便利。


あとJに何があると便利かなあと思い、
ミュートを入れてみた。
人前で使う時とか、動画を見る時とか、
ミュートがあると便利だね。
miniAxeのデフォルトマップにはないけど、KC_MUTEがそのキーコード。




キーマップは、その使う目的と密接な関係があり、
使う人の癖や好みも関係すると思う。

自作キーボード系で開陳する人は多いけど、
綿密な解説つきはあんまり見ないので書き出した。
ご参考まで。

カーソル、周りの機能キー、数字段とーはマジ便利。
勿論薙刀式中も有効なので、使い勝手がいい。
posted by おおおかとしひこ at 12:50| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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