表にしてみる。
◎高速
○まあまあ
△しんどい
▲無理ゲー、同指のほうが速いくらい?
×同指
なお、アルペジオは異指で定義されると思う。
同指は今回の評価外とした。
たとえば「P.」は▲をつけたが、
これより「JH」の同指異鍵のほうが速く打ちやすいだろう。
(追記: H起点を忘れてたので追加)
【中段から】
××○○○
H×○○○
××△△△
××◎◎○
×J◎◎◎
××△○○
Jからの人差し指伸ばしは、
アルペジオではないにせよ打ちやすいので本当は△をつけたい。
中指下段はアルペジオとはいえしんどい。
△△×△△
○◎K◎◎
○◎×○◎
中指が長いせいか、上段へのアルペジオはしんどい。
薬指下段は畳まないといけないからかやや辛い。
△○○×△
○◎◎L◎
○◎△×○
小指上段はつらい、中指下段はやはりしんどい。
△△△△×
○◎○○;
○◎△△×
中指下段はアルペジオになっても△
小指中段からは繋ぎにくい。
【上段から】
Y×◎◎◎
××△○○
××▲△△
下段をアルペジオに定義していいかどうか…
中指は長いので、短い人差し指を伸ばした時の影響が大きい。
×U◎◎◎
××○◎◎
××△△△
Yよりはましになる。
△◎I◎◎
○◎×○◎
○○×△△
中指上段から薬指を畳むのはしんどい。
中指始動だと人差し指へは繋ぎやすい。
△◎◎O◎
○◎○×△
○○△×△
中指上段から同じ傾向にある。
△◎◎◎P
○◎○△×
○○▲▲×
小指から長い指を畳むのはしんどい。
【下段から】
××◎◎○
××◎◎◎
N×◎◎◎
人差し指を下段にすることで手首は反時計に回る、
そのときに小指は上に行きやすくなる。
中指薬指の上段は伸ばせる。
××◎◎○
××◎◎◎
×M◎◎◎
同じ傾向
▲▲×▲△
△○×○○
◎◎,◎◎
中指を畳むため、同段以外はやりにくい。
無理、と思われるものも出てくる。
△△▲×▲
△○△×△
○◎◎.◎
同じ傾向
▲△△▲×
△○○○×
○◎◎◎/
中指薬指に比べ、伸ばすのは苦痛ではない部分もある。
人によって微妙な違いがあるかもしれないが、
僕の例。
最初にこれを作ってから設計をはじめるんだったな…
また、右手と左手はまた違うかもしれない。
たとえ対称でも、器用さが違うだろう。
格子配列と伝統的なロウスタッガードでも、また評価が変わると思う。
さらに今回は二打の連接のみとしたが、
三打四打の片手アルペジオだと、
折り返し(人差し指→小指→中指などのような)で打ちづらくなることが知られている。
しかし折り返し点が人差し指ならそうでもないことも。
新JISが左右交互打鍵を重視したのは、
2キーロールオーバーが標準のキーボードの時代だったからと聞く。
Nキーロールオーバー前提の現代の配列は、
こうしたアルペジオを重視した連接を考えるべきで、
いいアルペジオと良くないアルペジオがあるよね、
それはこんな感じでは、
という議論を進めたくて一覧としてみた。
薙刀式は◎になるようなところに、
おおむねいい連接を当ててあるはず。
2019年07月15日
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