僕だけかな。小指→中指の連続が正確にうてない。
以前自分のトリル(片手でABABAB……と素早く打つこと)
を計測してみた。
右人差指中指のトリルが最速であることは予想通りだったが、
ワーストの予想は外れた。
左薬指小指だろう、と思っていたら、
左中指小指のトリルが一番遅かったのだ。
たしかにこの組み合わせは日常普段動かすことのない順番で、
タイピング独特の連続になるかもしれない。
そもそも僕は薬指が苦手(とくに左手)なのに、
左手の中指小指のトリルが一番遅かった。
薬指が絡まないのにだ。
このへんが人体の良く知られていない所だと思う。
腱でいうと、薬指と、中指小指は同じ腱の中に入っているから、
「分離が出来ていない」という大枠ではとらえられる。
最近外来語を特に練習しているのだが、
「プロデュース」というのが厄介だとはじめて思った。
運指でいうと、()を同時打鍵とすると、
(V.)A(EJO);O
だ。
「デュ」が「て」「゛」「ゆ」の三つ同時押しで出てくるので、
これは薙刀式得意のワードだぞ、
なんて意気込んで打ってもするっと打てない。
右手薬指の.Oの左手を挟んだ段越えや、
O;Oの右小指薬指の打ちづらい三連アルペジオのせいかと思ったが、
それよりもしんどいのは、
「ろて」のAEの部分だということに気付いた。
これをAR、AWのようにミスすることが、
わりと僕は多い。
なるほど、「小指→中指」が犯人だな、
ということにようやく気付く。
手を観察していても、
この組み合わせは特別手の平が動くようだ。
指の動きを無意識に手がカバーしているのだろう。
さらに観察すると、
「デュ」を打つ時にプレッシャーがかかり、
右薬指をうごかそうとして、
左手も薬指をうごかそうとしてしまい、
中指の代りに右と同じ薬指
(または信頼の強い人差し指)が動く、
というミスが起こっていることもわかる。
人はプレッシャーがかかるとミスしやすいし、
ミラー現象的なミスをしやすい。
実際、デュが出てくるのは、
チーズフォンデュ、プロデュース、デュワーズ(ウィスキーブランド)、
デューク、アデュー、デュース(テニスの)
くらいしか思いつかないので、
打つ機会も滅多にない。
フランス語やる人はもう少し増えるかもだけど、
カタカナで打つことはそんなにないか。
ので、逆にそれだけ練習しとけば潰せるミスかもしれないが。
右手の中指小指は、左手ほどは遅くない。
このへんの左右差もミスの原因だろう。
SSの道は遠いなあ。
2019年07月21日
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