に、木ーキャップを削ってみたら、
大層打ちやすい話。
ロジクールのK120のキーキャップは独自のプロファイルで、
それがとても打ちやすかったので真似てみた。
DSAのような、球形に抉れた形(スフェリカル)がベースで、
奥半分が円筒形に抉れた形(シリンドリカル)になっている。
僕の木ーキャップは、中下段がDSA状なのだが、
その奥半分をシリンドリカルに削ってみたら、
とても良くなった。
スフェリカルを打つとき、
指を伸ばして打った時に、
指止まりの抵抗がある。
撫で打ちするときに、上のキーへ連続すれば触れて次へ行けるが、
縦連運指の確率は少ないため、
指がそこで止まることが多い。
で、球形だと止まる抵抗が大きいんだよね。
それがシリンドリカルだと指が前滑りしていって、
水平方向の摩擦だけで止まり、
上り坂に再び上がらなくてすむ。
つまり、指の抜けの感覚がよくなった。
以前から木ーキャップでは、
指が摩擦で止まる感覚があり、
#1000で磨き直して、さらに#2000とか#3000で磨いたほうがいいのか、
などと考えていたが、
摩擦の原因は表面の滑らかさではなく、
球形の奥部分が上り坂になっていることが、
その感覚の原因であることがわかった。
ということで、
このシリンドリカル+スフェリカルのプロファイルだと、
連続は撫で打ちをしつつ、
単打は前滑りで力の抜きどころがある、
複合的な良さがあることがわかる。
#1000で磨いたチーク材はすべすべ感を取り戻した。
丸一日かけて右手だけしか出来なかったので、
コツコツ左手も削ることにします。
DSAプロファイルはビジュアル的にカワイイけど、
実用重視で。
2019年08月09日
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