2019年08月10日

【薙刀式】タイプウェル常用語SS達成!

ファイナルラップの魔物に捕まることなく、
ついに55秒台に到達!


わりと会心のタイピングだった。
ミスらしいミスがなく、指がもつれることもそんなにない。
無事故の無味乾燥さに近い、淡々とした55秒間だった。
感情が入らない、脱力した、情念の薄い感じ。
格ゲーでいうところの無感情だが淡々と勝っている感覚に近かったと思う。
ゾーンに入ったのかもしれない。

ということで、僕はここで、
タイプウェルガチチャレンジを引退します。


僕の目標は、沢山の文章を楽に大量に書くことであって、
早撃ちを極めることではないので。
タイピングは手段であり、目的ではなく、
ただ配列の実証としてやっていただけのこと。

文章を書いているときの精神状態と、
タイプウェルを打っている感覚の違いは、
いろいろ感じる所があり、いつか文章にしたためたい。



【最終成績】

総合SB
常用語  55.720 SS
カタカナ 60.430 SC
漢字   57.692 SA
慣用句  62.723 SD


これまでの経験でいえばまだ漢字と慣用句は伸びるので、
総合SAに乗せるのは可能かもだ。
気が向いたら、エンジョイレベルでタイムアタックするかもしれない。

総合SSのジーニアスクラスになるには、
僕のバランスだと常用語がXJレベルに必要だと思われる。
そこまで行ける保証は今の所ない。
コツコツやればいけるかもしれない。

56秒を切ったことで、 秒5打に乗った。
分速に直せば300カナという計算だけど、
10分で3000字書けないことは経験から分かっている。
これをもって、分速300字(変換前)というのは、
だいぶ大袈裟だと思う。
このペースでずっと書けるわけがない。
呼吸せずに集中して打っているわけだし。



2016年末、qwertyローマ字のブラインドタッチ習得に挫折。

これが「最も合理的な文字の書き方」とは思えなくて、
色々調べ、「合理的な」ローマ字配列の開発に着手。
二年半やってきて分かったことは、
結局「合理的とは何か」を探ることであった。

2017年末、ローマ字配列カタナ式完成。

2018年1月、カナ配列薙刀式の開発に着手。
2019年1月、理想のキーボードをもとめて、
自作キーボードデビュー(miniAxe)。
以後木ーキャップなど、独自キーキャップを研究。
同3月、薙刀式完成宣言。
同8月、常用語SS、総合SB達成。

全部で2年と2/3かかった感じです。


qwertyローマ字はいまだにブラインドタッチできない。
飛鳥配列、下駄配列、親指シフト、新下駄配列、新JIS配列を、
ブラインドタッチでほぼ打てるようになったが、
それよりも薙刀式が自分に合うと今では思っている。

薙刀式は、少なくとも不器用な僕でも常用語SSになれるくらいには、
実用的に速い配列だ。
その実証実験が今日でおしまい、というだけのこと。

勿論、僕よりタイピングの才能や情熱のある人ならば、
これより速くなる可能性もあるだろう。
僕個人は速度競争から降りるが、
限界はまだ先のほうだと思う。


もっとも合理的な配列、キーボードは何か?
人によっても違うだろう。

じゃあ、どんな人なら、どんな配列やキーボードが合うんだろう?
答えはまだ出ていない。
そこになにかの法則性があるのか、
それとも個別のケース過ぎて、マリアージュを探すレベルなのかも分からない。


ただ薙刀式が、合う人の合理性をあげられるなら、
誰かの幸せに寄与出来て、僕は幸せだ。
posted by おおおかとしひこ at 10:08| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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