2019年08月26日

【自キ】薙刀式3Dプリントキーキャップ、製作開始!

跳ねられること5回、ついにDMM.makeのデータチェック通った!
プリント開始通知がきたぜ!

トラブルをまとめておくので、共有!


1. ステムの最薄が0.8mmを下回る?
2. 謎の0mmシリンダー
3. 親指キーで凹になっている部分
4. 単位系が違う?

の4本で!



1. ステムの最薄が0.8mmを下回る?

最も安価なナイロンでプリントする場合、
最薄部分が0.8mm以上でないといけない。

しかしながら、ステムをMXの設計図通りにすると通らない。
十字の溝を、幅1.1mmと1.25mm、
ステムを直径5.54mmの円柱にすると、
0.8を下回るところが出てくるのだ!
(十字の角から円弧までの最短距離が0.8を下回る)

なので、幅5.54mmの角柱を作り、
角を丸めることで解決。こんなん知らんわ!

ちなみに今回テストしているのは、
全部で109個。ステム入れ替えるのきつかった…


2. 謎の0mmシリンダー

パーツ数が一個多いと跳ねられた。
ん?

右上のオブジェクトを見ると、たしかに一個多い。
謎のシリンダー003がある。
それをハイライトすると、高さ0のシリンダーがいた。
作業のどこかで0(か0に近すぎて見えないやつ)のものを作ってしまったのか?

右上のオブジェクトウィンドウで数を数えて、
デブリには気をつけよう!


3. 親指キーで凹になっている部分

親指キーは親指が当たる部分が凹になっていて、
これが親指キーのウリだ。
これは正確なミリ数があるわけではなく、
感覚で球や円筒で抜いている部分。
なので、抉りすぎると0.8mmを下回る。
しかし抉らないと抉る意味がない。

結局、直径0.8mmの球を作って、
定規がわりに色んな部分に動かしてチェックすることにした。
あと、キーの底面にはみ出させた部分もある。


4. 単位系が違う?

ここまでやっても、X+Y+Zの大きさが、
最小造形可能な大きさ、7.5を下回るという。
なんでやねん。
向こうから送られた概略図を見ていても設計通りだ。
数値はBlenderで設定した通りの、cm…
ん? まさかこれmm?
で、DMM.makeに問い合わせたら、向こうの図の単位はmmだという。

何故かはわからないが、
こっちのグリッドは1cmで、
.stlに変換したものをBlenderで読み込んでも1cmグリッドで、
オブジェクトのLengthを見てもグリッド1cmに対する大きさだが、
向こうが受け取っているものはグリッドが1mmらしい。

何故かは分からないが、全部を10倍に拡大して送ったら、
通った。
(工学部的発想)

DMMにデータアップするときに、
モデルの総大きさが表示される。
そのmmが今まで全て1/10されていたことに気づく。
まずこれを見て、スケールが合っているかチェックすること!



さて、あと10日待て!
家に3Dプリントがやって来る!ヤァヤァヤァ!

109種類の試作(文字キー部分も)を、
オールナイロン、一部MJFのほか、
試しに親指キーのみをアクリルナチュラル、
Aglistaなるプラも発注したので、
全部で6万8000円也!
開発費は10万を見ていたので範囲内。
安くはないけど、開発には必要経費だ!


お求め安い価格設定にするつもりなので、
親指キーだけでも100人以上買わないと元が取れない。
そんなにみんな薙刀式やってないやろ。(笑

でも親指キーだけでも使い勝手が良いので、
みなさんに分けていきたい。

あと一回はテストしたいので、
9月中旬以降にはDMM.makeのショップ作ります!
posted by おおおかとしひこ at 13:15| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
基本は脚本カテゴリ中心に読んでおりますが、
Blender撃沈組(興味本位で始めるも作りたいものがなかったパターン…)として最近はキーボードの方も楽しく拝見しております。

以前、各文字の使用頻度についての書かれていたのを思い出し、植字工の馬棚と呼ばれる活字ケースをご覧頂くと、ある程度世間一般の平均使用比率を掴む参考になるかもしれないと思い、自分の調べものついでに丁度良い写真を見つけましたので貼っておきます。
https://www.yoshimurainsatu.co.jp/blog/?p=958
Posted by asu at 2019年08月26日 23:32
asuさん情報ありがとうございます。

恐らくはこういうものだったことは想像がつくけど、
実物写真を見るのは初めてです。
使う職人ごとに探しやすさの癖があったかも知れませんね。
客観的頻度表なるものがあったとも思えないし。
印刷所ごとにその頻度表は違っていたかもしれません。
現代でいうと異なる配列のように、ローカルで違っていたかもなあ、と想像します。

しかし最頻度ひらがなは「の」かあ。
漢直用には、これまでのカナ配列の考え方は、
通用しそうにないなあ…

Blenderは自分用のペン軸とか欲しいので、
アナログ文具が作れるかもなあ、などと妄想しており。
あるいは木工では大変な所だけ3Dプリントで作って、あとで合体とか。
Posted by おおおかとしひこ at 2019年08月27日 00:22
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