2019年08月27日

【薙刀式】左右分離の距離と、速度疲労度は反比例説

左右分離型キーボードを使ってみたのは、
「肩甲骨が開き、エルゴノミクス的によい」
という言葉を信じたからだが、
実際のところどうなんだろう。

最近FJ直下に親指キーを持ってきたら楽になったので、
さらに検証を続けてみた。


で、なんとなくわかったこと。

左右分離の距離が狭ければ狭いほど(たとえば3〜4cm)、
両手の連動がうまくいき、
ミスも少なく、高速打鍵が可能になる。
そのかわり疲労度が高い。

逆に、距離を広げて(たとえば15〜30cm)両手を広げるほど、
打鍵がゆっくりになり、ミスも多くなり、
しかし疲れない。


これは主観的な感覚なので、
客観数値は存在しない。

しかし、
「疲れてもいいから乗ってる時」は左右距離を縮めるべきだし、
「遅くてもいいから疲れたくない時(たとえば原稿のコピー)」
は左右距離を広げたほうがよいのでは?

という住み分けになりかかっている気がしている。


カタナ式を作っていたときは、
FJのホーム位置をさらに近づけてGJをホームとした、
高速カタナ式を使っていた。

これは両手の連動が良くなり、高速化可能だ、
という僕の経験を踏まえて作っていたものだが、
ここにきて、左右分離キーボードでも同じ原則が働くのではないか?
ということ。


だったら一体型でもよいのでは?となるけれど、
左右対称(格子配列でなくとも)で、
テントしている一体型って、
ニッセぐらいしかないんじゃない?
(左右の水平な基盤を分ける必要があり、だったら一体型でなくても、
ってなってしまうのだろう)

しかも左右距離を時に応じて変えるとなると、
分離型のほうが取り回しが楽そうだ。


高速打鍵タイパーが左右分離型を使わないのも、
逆に一日中キーボードを触っていて高速打撃の必要がそんなにない、
エンジニアたちが左右分離型メインで自作キーボードを流行らせてきたのも、
この状況証拠といえないかなあ。

僕は、高速のまま長く打てるといいなあと考えるが、
長く疲れないことを重視したいので、
そういうときは離し気味に構えるとしよう。

だだっとブログ書くくらいなら、
狭くして効率よくやったほうがいいだろうね。


こんな感じで使い分けるといい気がする。
posted by おおおかとしひこ at 13:04| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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