2019年09月15日

【薙刀式】タイパーはすごい、しかし

凄い人の手元動画。多分qwertyローマ字。
【手元】タイピング速度測定・計測不能(S+19over)
https://m.youtube.com/watch?v=Rh8td6VrCH4&feature=youtu.be

すごいなぁ。ぐねぐね指が連動している。
エリートアスリートや、人間国宝と同じジャンルだ。
誰もが出来る領域ではなく、努力と才能と鍛錬の賜物だろう。

でも僕の考えている「速く打つ」こととは、
全然違う、ということについて書きたい。


なぜなら、
タイパー全否定になることになるけど、
「その努力を必要とせずに、速くなりたい」からだ。

僕は全力で努力して最速になりたいわけではない。
なるべく生のままで、
「思うことをデジタル文字に転写したい」だけだからだ。

ある程度の鍛錬をタイプウェルでするのではなかった、
と後悔してるくらいだ。

僕のやろうとしていることは、
デジタル識字率をあげたいことなのだと、
この動画を見て確信した。

誰もがいけない領域は凄いけど、
誰もがいけないから意味がない。
ぼくは、「誰でもいけるボトムスピード」を上げたい。



画面と手元が両方入っているから、
「どんな文章を打つのにどれくらい大変か」
を観察することができる。
たかがこれくらいの文章を打つのに、
こんなに血眼になっていたら、
小説一本書く前に死ぬだろう。
このブログ一記事書く前に倒れるかもしれない。
(僕の指ではね)

僕は「文章を書く」為に、
タイピングを手段として考えているだけで、
タイピングは目的でない。
万年筆でいいのがあればそっちにいく。
手書き入力やAIスキャンや思考入力がよくなればそっちにいく。

タイパーとは目的が違うのに、
タイプウェルをやるんじゃなかったかもなあ。
彼らに失礼だったかもしれないわ。


思考をなるべくストレスなく、
一瞬でデジタル文字にするために、
配列を変え、自作キーボードを工夫してきた。

打鍵範囲を狭くし、QTYをほとんど使わなくし、
連続シフトを採用したり、
アルペジオを多用するようにしたり、
1モーラを同時押しで1アクションにしたり、
拗音外来音を「使用2音(3音)同時押し」にしたり、
濁音、半濁音、小書き、拗音、外来音を同置にしたり、
そもそもブラインドタッチをマスターしたし、
「配列のマスターの仕方」をマスターしてきた。

左右対称の物理配列で左手の捻りを取り、
20g15gの軽い押下圧に変えたり、
柔らかく沈むクリーム軸にしたり、
打鍵法を前滑り打ちに変えて滑らかな曲線にしたり、
左右分割物理にすることで肩を開いたり、
親指部分を斜めにして、「掴むように」打てるようにしたり、
木ーキャップで手の感触を良くしたり、
テンティングや逆チルトにして腕の負担を減らしたり、
ストレッチを調べて回復方法を知ったり。


これらは、タイピングが目的ではない。
「文章を書く」ことを、
自分の創作手書き(900文字/10分)より、
速く、効率化するためだ。

つまり僕は、
なるべく指を動かさず、
なるべく音を立てず、
なるべくゆっくり動かして、
エネルギーを最小限にして、
かつ最大に速くなりたいのだ。

薙刀式の最新動画を見れば分かるけど、
もう打鍵音がほとんどしてないんだよね。
hhkbやNiZの頃はバリバリ音がしてたけど、
今はわかりやすくするために、
音声のゲイン(撮影はiPhoneです)を10dBくらい上げて、
空調ノイズをエコライザーで下げているくらい。


とにかくエネルギーを最小にしたい。
最近では二段配列もあるんじゃないかと可能性を模索しているくらいだ。
(一段配列はどうしてもキー数が常用には足りないかも)

陸上の短距離はマッチョになり、
長距離はガリガリになる。
その対比かもしれない。
ガリガリと言うには僕の指はずんぐりで、
色々とハンデがあるけれど。
(短距離部門でもあと2秒でXJだから、
意地でもうちょっとやるかも知れない)


カタカタ…ッターンなんて意味がない。
無音で指を動かさず何時間でも打ちたい。

そして、ごく一部の選ばれた人でなく、
全員をそこへ連れて行きたい。


目的地が違えばスタイルが異なるのは当然で、
僕はこの動画に、違う世界線を見ている。
posted by おおおかとしひこ at 11:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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