こんなの。
塩澤メソッド(膝上にhhkbを置くスタイル)はとても良いのだが、
太ももが地面に対して平行にならないことが多かった。
hhkb一台ならまだいいんだけど、
miniAxeなど分割キーボードをお盆のようなものに乗せると、
下に滑って行ってしまう。
それらを解消するギアを試作中。
具体的には、
・お盆の端に返しがあるので、キーボードがずり落ちにくい
・返しは高すぎず、ケーブルの取り回しを邪魔しない
・上面が微妙に山形になっていて、ナチュラルでテンティングする
・下面は太ももが下がる角度に合わせてある
(椅子の座り方で変わるが、とりあえず自宅の角度)
のような仕様。
タイピング姿勢については、
「日本のジム机は高く、
本来前腕が水平の角度で突き出た先の、
さらに下位置にキーボードがあるべき」である。
実際、伝統的な英国のタイピングデスク(手首は付けない)は、
非常に低い。
すなわち、ピアノの鍵盤面程度である。
これくらいキーボード面が低いと、
肘を体側につけられるので、
手首を浮かせることができて、
長時間でも疲れない。はず。
その「はず」を確かめるために、
最初は木工で作ろうと思ったのだが、
試行錯誤しやすい3Dプリントで作ることにした。
上手いこといったら売れるかも、なので。
とりあえずminiAxeが乗る程度の上部面積にしていて、
大きめの左右分割式や、HHKBが乗ることまで想定していない。
にもかかわらず、
ナイロン出力が14000円。
うそお。
空間費用が高くて、ざっと7700円。これはこの大きさが変形しない限り固定費。
(折りたたみ式なども一瞬考えたが、一体型のほうが楽だろうと思う)
ナイロン材料費が5300円くらいで、
ここを半額にできれば(穴をあけたり)、12000円くらいには下げられるかもしれない。
でも、買うこれ?
とりあえず人柱として、発注してみた。
厚みを5mmと厚めにとった。
これが4mmとか3mmまで削れれば、材料費は浮くだろう。
ブツがないとなんにもわからないので、とりあえずやってみます。
こうした「打鍵法」そのものの研究はあまり聞かない。
テーブルの上から自由になることも、
考えたほうがいいと思っている。
2019年09月19日
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