膝上打鍵の何が楽なのか、観察してみると、
「肘の固定」が鍵なのでは、と思われる。
ためしに、
やや椅子に浅く座り、
体側から斜め前あたり(前肋)に肘をつけて、
キーボードを机ギリギリにして、
手首を付けずに打ってみる。
体は机に近め。
…なかなか良い。
前腕が仰角45度くらいになり、
肘から先の重みを体で受けているような、
胴体で両肘を支えているような感覚がベスト。
左右分割キーボードにおそらく限る。
前腕はまっすぐ出したほうが良いので。
古い話だが、ウルトラQのピグモンに似ている。
しかし手首は曲げず、比較的自由に動かす。
これまで手首を浮かすと、
自由で良いが前腕を置くことが難しかったが、
胴体で支えれば良い、という解。
指の腱鞘炎は、前腕、上腕につながっていて、
これらの連動の痛みだ。
それが少々楽になる。
問題は、椅子に浅く座らなきゃいけないことで、
腰をいわす可能性がある。
膝上打鍵システムでも、
肘が胴体に固定されているから良かったことがわかる。
腱鞘炎防止には、
「腕という重い部分を、
手首をテーブルにつけて誤魔化している」
ことを解消するべきかもしれない。
アームレスト付きのチェアが常にあるわけではないので、
膝上打鍵システムのギアを完成させるか、
次のギアのアイデアが出たので、
ちょいと設計しようかなあと企んでいる。
(ハンギングキーボードスタイル、とでも命名するか。
机の手前に万力のようなもので挟んで、
低いトレイを吊って膝上に固定、
その上にキーボードを置くようなイメージ。
3Dプリントなら自由に寸法を決められるから、
思い通りのものが作れそう。
ただネジが必要だったり、
机や椅子の寸法もバラバラだったりする。
持ち運びで折りたためるようにしたいし
(キーボードケースにそのままなればパーフェクト)
かっこ悪くないデザインにしたいし、
そのへんをうまく設計したい。
先日の膝上システムの価格の経験からすると、
2万超えるかもしれない…
それでも作る価値があるのかしら、などと考えており)
2019年09月21日
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