久しぶりにhhkbを触ってみたら、
スペースの短さに加えて、
変換キー、無変換キー、カナキーに手が届く面白さを再発見している。
自作キーボードのひとつの魅力は親指活用の面白さにあるが、
そういえばJISキーボードはそもそも、
親指4キー制だったともいえる。
薙刀式はその開発の途中で、
メインキーボードをUSのNiZにしたので、
親指キーの活用を諦めた。
スペースキーしか逆に使わない。
もともと、
変換にエンター、
無変換とカナに編集モード1と2を入れていた。
(単押しでIME切り替え、英数とかな)
しかしこれを辞めたお陰で、
これらの機能は全て、
「文字部分の同時押し」へ移行する。
エンターはVM同時押し、
編集モード1はDFまたはJKを押しながら何か、
編集モード2はCVまたはM,を押しながら何か、
IMEOFF(英数)はFG同時押し、
IMEON(かな)はHJ同時押し。
ついでに登録された固有名詞は、
SDまたはKLを押しながら何か。
こんな風に拡張できたのも、
「親指にはスペースキーしかない」ことの、
逆作用だったかも。
(3キー相互シフトがなかったら、これが出来なかったろう)
親指がJISのままの4キーまでしかなかったら、
限られたことしかしなかったかもしれない。
またついでに、
30キー+スペースキーで完結するから、
親指キーが豊富な自作キーボードでも、
使える親指は空いてる、ってことになるから、
ローワーレイズ、コントロールALTくらいなら、
全然親指を割り当てられるわけで。
親指シフト系列のように、親指2シフト+他の何か、
みたいに親指を使いまくる配列だったら、
こうもminiAxeと相性が良くなかったろう、
などと考えている。
親指部分が豊富な自作キーボードでも邪魔しないし、
親指がスペースしかないUSでもいけるのは、
我ながらよく出来ていると思っている。
こんな風に、
文字以外の機能を盛り込んだ配列は類例を見ない。
(飛鳥は機能キーがあるが、
単打か親指シフトがらみになっていて、
新しく面を設けたわけではないし)
勿論他の配列でもこれらを持っていくことは可能だ。
編集モードなどをそのまま使わなくても、
いくらでもアレンジして使えるアイデアだと思う。
とくにエンターとIME切り替えは、
qwertyでも実装したいくらい。
(DvorakJが動く環境ではIMEOFF時にも実装しているが、
薙刀式を使うのであんまり恩恵がない…)
2019年09月28日
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