毎日1万字近く、2週間近くコピー打鍵をしてみた。
(手書き小説の清書)
で、ちょっと左手が痛くなったので休憩中。
薙刀式決定版をわずかに弄ってみて、
その疲労との因果関係を探ろうとしている。
左肘が痛い。
疲労の蓄積だ。
直接的には尺側手根屈筋の腱鞘炎だ。
それは広がり、左肘、上腕三頭筋も痛くなる。
で、大量打鍵は休むことにした。
3Dキーキャップのテストも、
精々5000字程度に収めている。
(割といいのでこのままゴーかな。出品申請待ってたら、
消費税率の関係か、なぜかキャンセルになってたので再申請中)
左手薬指と親指。
どうもそこが僕の弱点のようだ。
なにか左手が捻られているような感覚があり、
それが左手薬指の運指のもつれに関係しているような気がして、
とくに「てき」ESが良くない気がして、
(薬指を引っ掻き打ちしてしまい、
腱鞘炎に一番良くない打ち方になっている)
「てき」をEWの前のバージョンに戻してみようと思った。
「き」「は」が決定版のSとWにしたのは、
最後まで迷っていた部分。
両方頻度がそんなに違わなくて、
どちらにしても良かった。
「は」の裏の「み」の連接がWの方が良く、
結果こうなった気がする。
「〜は」と何かを話題にするとき、
そこで一旦つぎの内容を考えることが多く、
Wに薬指を投げて元に戻るまで時間がかかってもいいか、
などと考えたことも大きい。
たぶん僕はSがうまく打てない。
先に書いた通り、奥から手前に引っ掻きながら打ってしまう。
これは一番腱鞘炎になる打ち方で、
全指手前から奥に打つ、
伸筋を使った打ち方に矯正したはずだが、
最も不器用な左薬指は矯正しきれていない。
上段のWなら遠いから自動的に手前→奥になるから、
僕は左手薬指に関しては、
Wの方がSより打ちやすい。
ただ、苦労しない、というだけで速いわけではない。
このへんが速度と疲労度の関係を難しくしている。
楽なのが速いわけではなく、
速いのが楽なわけではない。
歩くのが速い人と遅い人がいるように、
その人の適切な速度(エネルギー最小)があるように、
各指もそうなのかもしれない。
僕の左手薬指は、
Wはエネルギー最小で遅く、
Sはエネルギーをたくさん使って速いようだ。
(Xは論外)
色々観察して、こうではないかと考えた。
で、どっちにどっちを担当させるべきか。
「は」で特に重要な連接は、
れは(これは、それはなど)、では、ては(しては、いてはなど)
とは、には、はん、パー
裏の「み」で重要な連接は、
みて、てみて、みせ、みた、みる、ミュ、きみ、みぎ
「き」で特に重要な連接は、
てき、きて、でき、きた、とき、せき、ひき、しき、つぎに、つぎの、
きん、ぎん、きょ、きゅ、きゃ、ぎょ、ぎゅ、ぎゃ
げき、なき
などだろうか。
決定版の配置は、これらを考えた上で、
ベストだと思う位置にしたはず。
しかしもっと長い連接において、
どうも左手が捻られている感覚があって、
それは一日1万字を毎日二週間打つような、
それぐらいの負荷でようやく自覚される感じのものだった。
具体的にどういう単語が、
というわけではなく、
ほんの少しずつの蓄積だから抽象的なんだけど。
一日5000字程度ならこの痛みは起きないので、
このへんが閾値であることは体感的にわかっている。
これが僕だけの現象か、平均的に起こるのかは、
ユーザー数が少ないので検証のしようがない。
しかしおれはいたい。
左手親指で同手シフトしてしまうのも、
左手薬指の痛みに直結してると思う。
シフトWは無意識に左手親指を使うようで、
この手の形が捻りを加えている可能性もある。
シフトSは右手親指を使う癖があるらしく、
だったらシフトWの方をマイナー音にするべし、
なども考えた。
そうそう、
「的には」が左4連で、決定版だともつれる。
(ES【D】W)
これがましなアルペジオ4連になる。
(EW【D】S)
そんなに使う言葉ではないが、
これが今回の件の違和感の象徴かもだ。
効果のほどはわからない。
まだWS交換で前ほど速く打てないからだ。
前は850/10分ペースで清書が進んだが、
今は650/10に落ちた。
これが850に戻るまで、ほんとの比較は出来ない。
なので、駄文を書きながら、
しばらく入れ替えに慣れてみようか、
などと思っている次第。
とにかく痛いので、
動機は常に緊急だ。
ストレッチを沢山探しているが、
尺側手根屈筋の深部にはなかなか届かない。
これかな、というやつを昨日見つけたので、
しばらくそれを試してみて早期回復したいものだ。
目標は一日15000とか20000にしたいのだが
(漢字含有率にもよるが、一日3万から4万打鍵といったところ?)、
これは生まれたままの手で実現できるものだろうか。
それとも鍛えなければできないものだろうか。
痛みながら超回復して、鍛えられつつあるのか。
(実際昔より腕が太くなった気がする)
誰もそんなことを書いてないので、
わからない。
出来る人は最初からできた、みたいな才能の世界なのかしら。
タイパーなんて一日10万打鍵とかするんでしょ?
僕は出来なかったから、ショートカットを自分でつくり、
なんとか足掻いている状態だ。
ということで、
一日一万も書かない人は薙刀式決定版で行けると思うが、
その先を考える人は、
僕が現在テスト中の私家版があるかもよ、
などと書いておく。
先にも書いたように、特定の言葉ではもう慣れたけど、
そんなに打ってない言葉だけ、前の配置で打ってしまう。
これらが上書きされ切るまで、答えは出ない。
(ダメでしたで戻すのも同じ時間がかかるのかなあ。
混乱するからもっとかかるかなあ)
左手小指がわりと使ってない(2%)ので、
負荷をこっちに分散させる手も、あるかも知れない。
痛みは進化の淘汰圧。
2019年10月02日
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