2019年10月05日

【キーボード】僕には墓標に見える

ロシア、エカテリンブルクに、
QWERTYキーボードモニュメントがあるそうです。
https://mobile.twitter.com/t_sumino/status/1180128832755392512


左斜めに傾いて、左手首を痛める物理配列。
1/2ズレ、1/4ズレ、1/2ズレという、正確性と指の長さの両方を一度に要求する初心者殺し。
Qの向こうにまだキーがあるおかしさ。
シフトを小指にする不合理。
エンターやBSを小指にする不合理。
コントロールやAltやWinキーをどうやってもホームポジションから押せない不合理。
(そしてアプリによってバラバラのショートカット)
継ぎ足し継ぎ足しの歴史がそれを教えてくれる。
長すぎるゆえに、親指に仕事をさせることが出来ず、
しかも凸型で指が痛くなるスペースバー。
いまだに混乱する,と.。

日本語に関して言えば、
遠すぎるカーソルとエンター。
(なぜ親指周りで変換確定や候補選択や文節伸長をデフォにしなかったのか)
混乱し続けるトグルの半角全角。


僕には、
これらの墓標に見える。


さようならQwertyキーボード。

僕がここにいくことがあったら、
君への思いを、
自作キーボードと薙刀式で書くことにしよう。


愛してもいない。俺にとっては折檻する継父だった。
ずっと辛い牢獄にいた。
逃げ出せて本当によかった。
自由ということはこういうことかと初めて知った。
この石にはゲロかしょんべんかけてやるぜ。
お前を普及なんてさせてやるか。

言葉を強制する魔物よ。
俺の手を壊した怪物よ。
呪いと手枷の墓標を、自由の王国から憐れむ。
posted by おおおかとしひこ at 11:26| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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