「バスガス爆発」を三回素早く言うのは難しいが、
「バスが酢爆発」にするだけで言えるようになるそうだ。
まじや。なんでやこれ。
タイピングで言うところの、
チャンク(脳内単位)を変えただけで、
肉体の反応が変わってくる例だ。
qwertyローマ字ではわりと徹底的に攻略されていて、
チャンクでググると色んな例を見ることができる。
脳内発声がある人は、
「バスガス爆発」と「バスが酢爆発」で、
速度が変わったりミスが変わってきたりするんかな。
口の回転と指の回転はまた違うから、
これの指版の言葉があるかもしれないね。
(それを研究するのがチャンク化の研究か)
脳内発声のない僕は差異を感じられない。
むしろ「酢爆発」ってなんやねん、
という「日本語の連接にない言葉」の方が遅い。
薙刀式は、
文章のチャンク化で、
つまり文節やブロック単位で、
運指の軌跡が途切れる感覚を目指している。
概念と概念の繋ぎの言葉
(接続詞、助詞助動詞、活用語尾、複合語など)
に特に注力したのは、
チャンクの切れ目をスムーズに繋ごうという意図があるからだなあ、
ということを思い出した。
動画では特に速く打てたところをダイジェストで見せてるけど、
こういうところに注目すると、
薙刀式の利便性が感じられるかもしれないよ。
(あるいは、普通に遅いところが、繋ぎでいきなり速くなったりね)
2019年10月22日
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