カラメ、カタメ、ニンニクマシマシ、みたいな。
キーボードは標準スタイルしかなかった。
これはJISの、メーカーによる差異をなくし普及品を統一する、
という目的にはあっていたが、
標準ラーメンだけでなく、
アレンジラーメンが出来るようには、キーボードはなかった。
靴は出来るのに手ができないなんて、全然おかしいじゃないか。
僕がキーボードに求める、二郎コールはこんな感じ。
押下圧: 極限まで軽め(15gくらい)
打鍵感: まろやか
打鍵音: 静音
物理配列: 左右対称かつミニマル(31+4キー程度)
親指: 斜め凹(水平面でも鉛直面でも)
変荷重: あり(等荷重でも疲れなければよし)
左右分離: ある程度離れていればよし、日によって調整したい
チルトやテント: まだベストが分かっていないので調整したい
パームレスト: ないに越したことはない
持ち運び: 常に持ち運びたい(軽く小さく、セットと撤収が楽)
ピッチ: 16が理想(19でも我慢するけどさ)
キーキャップ: 手触りに最高級を求める(天然木、革、象牙クラス)
論理配列: カナ配列薙刀式
英語配列: とりあえずqwerty
IME切替: 薙刀式でOK(FGでオフ、HJでオン)
数字段: いらない、テンキー配置のほうがいい
ファンクション段: いらない、数字と兼用でいい
記号: 整理されてるといいけど、ほぼ使わない
(使う記号は薙刀式に格納した)
文字部以外のキー: ほとんど使わないのでいらない、Ctrlくらいかな。
シフトはSandSが兼ねてる。
OS: とりあえずWin(将来的にはMacへ拡張したい)
これは今市販されている、
どのキーボードでも実現できない。
そんな二郎はない。
だから、作るしかない。
(作ったやつは薙刀式最新動画で見ることができる)
どんなカラメやカタメやセアブラが欲しいのか。
それをリストアップしたら、
他人の自作キーボードで、ある程度までは可能になる。
可能になってない部分は、自分で作る世界だ。
エンドゲームとはつまり理想のラーメンだ。
俺はどんな二郎が理想なのか、
それを詳細にイメージして、そこへ手を動かして漸近する世界である。
道具は、
ハンダや配線や回路設計の電子工作、
c++プログラミング、
3Dプリント、
プラモテクニック、
手工芸全般、
デザイン、
タイピングの経験量、文章経験やコーディングなどのキーボード愛、
そして現状への不満と改良アイデア。
僕らは要求が強すぎて、自炊ラーメン屋になってしまったのだね。
今のメーカーの供給では満足できない。
リアルフォースもhhkbもNiZもリベルタッチもロジクールもアップルも。
僕らはこのずっと先の方にいる。完成はしていない。
2019年10月23日
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