2019年10月25日

【薙刀式】配列に「式」とつけた理由

大体他はみんな○○配列って言うじゃない?
qwerty配列、Dvorak配列、新JIS配列、花配列、月配列、
飛鳥配列に新下駄配列…
カタナ式や薙刀式はなんで「式」がついて、
カタナ配列や薙刀配列と言わないのか。


中二病的な、
人と違ったネーミングにしたいというのは、
0ではない。

でも薙刀式は、
配列変更よりも、
「打ち方も含めたシステム」みたいなニュアンスが込められている。

BSやエンターやカーソルやシフトなど、日本語入力に必要なキーを近くに、
センター連続シフト、
人差し指による濁音半濁音小書きの同時押し、
使用二音三音同時押しの拗音外来音同時押し、
IMEのオンオフ、
編集モードによるショートカットを30キー範囲にすること。

これらを全部ひっくるめたシステムのような、
ニュアンスがこもっている。

「配列」だけだと静的なイメージがあるけど、
「式」だと手順も含んだ動的なイメージがある。
動的こそが、「文を書くスタイル」
みたいなことを示せていると、僕は考えた。

ほかに「配列」が付かないのは、
親指シフトだろうか。
「親指2キーによる同時打鍵で、
同手シフトと逆手シフトを使い分ける」
という画期的な手順を意味していて、
その感覚に近い。

本当は薙刀式独自の打法を発明して、
その名前を冠するべきだったが、
一つの何かに絞れなかった。
拗音同時押しは薙刀式のアイデンティティのひとつだけど、
それだけじゃないんだよなあ、などと思ってしまって。

シフト方式や繋がる言葉たちも含めて、
全部のシステムが、「式」と思ってもらうと、
わかりやすいかも知れない。


配列を弄るんじゃなくて、
「かきかた」を再定義しようとしている。

カタナ式や薙刀式には、
そのようなニュアンスがこもっている。
posted by おおおかとしひこ at 12:05| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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